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第二十七衝突 ページ30

放課後。

みんなでアイスを食べに来ています。

紫「おねーさん。俺トリプルね〜バニラとイチゴと・・・」

黄「俺はチョコミントかな」

桃「私はイチゴとチョコ♪大ちゃんは?」

青「シャーベットならなんでもいい」

緑「チーズケーキが美味しそうなのだよ。」

黒「僕も緑間君と一緒で。」


みんなが騒いでる中、少し遠くでその様子を眺めてみる

桃「どうかした?」

アイスを頬張りながらニコリと笑いかけてくれる。

A「あ、ううん。なんでもないよ」

黄「Aちゃんは何にしるんスか?」

A「あ、えと・・・」

チョーシハズレノーコエダッテー
携帯の着信音。携帯を開くと「非通知」と表示されている。
私が不安げな顔で画面を見ていると、黄瀬君も私の携帯を覗き込んだ

黄「非通知って・・・でない方がいいんじゃないっスか?」

桃「確かに!」

私たちの話を聞いていたのか青峰君が近づいてきて、
私の携帯を奪い取って通話ボタンを押す

青「誰だテメェ」

桃「ちょ、ちょっと大ちゃん!?」

黄「流石にまずいっスよっ」


「あら?Aさんではないんですね」

青峰君が怪訝な顔をしスピーカーにきりかえる。


黒「どうかしたんですか?」

少し遠くにいた黒子君、紫原君、緑間君も近くに来た。
さつきちゃんが三人に向かってしーっと口に指を当てる。
それにともないみんなが黙る。


「まぁいいです。えっと、赤司君は私が拉致しました」

一同「!?」

青「はぁ?何いって・・・」

A「絵麻、ちゃん・・・なの?」

「あは。いたんですね!Aさん」

緑「知り合いか・・・?」

桃「そうだと思う・・・?」

「どうします?このままだと赤司君の安全は保証できませんよ?」

紫「は〜?」

黄「何笑ってんだ、この女、かえりうちにしてやるっス」

なんてキセキのみんなが物騒なことを言い出したとき、
受話器の向こうから来るな、と叫び声が聞こえた。

「っ・・・。うるさいですね。Aさん?来るなら早めがいいですよもっとも
場所を特定することはこんなんでしょうが」

狂ったような笑い声とともに電話が切れた。

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設定タグ:黒子のバスケ   
作品ジャンル:恋愛
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うたプリ大好き?(プロフ) - このストーリーはこれで終わりなのでしょうか?続編は書かないのでしょうか? (2017年3月3日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
猫個々子 - 赤司君が主人公にお嫁にこないかか言った時にはビックリした!! (2014年4月5日 17時) (レス) id: ac27cf0abe (このIDを非表示/違反報告)
あい★(プロフ) - 赤司が夢主のジュリにしか見えません笑とてもおもしろいです!!笑 (2014年1月12日 13時) (レス) id: b5e62ae7b4 (このIDを非表示/違反報告)
//七海////ゆかぜ//(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいい//// がんばってください! (2013年12月27日 2時) (レス) id: 3a04a00d20 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 絵麻ちゃんちょっと怖いかも…でも続が早くみたいです。がんばってください (2013年12月22日 15時) (レス) id: fae535b7a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨音 | 作成日時:2013年11月8日 0時

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