【ブラコン×黒バス】家族事情

第二衝突 ページ3

学校付近で二人と別れ、残りの道を一人で歩く。
ここで説明しよう！
私の通う学校は帝光中学校である。
人見知りのせいかあまり友達もいない。
たまに年上の風斗と一緒に行き来してるがどうも
やつの性格が悪く学校ではあまり話さないのだ。

いつもは上靴に履き替え教室に向かい教室に入り
机に突っ伏す。つもりだった。いつもなら。

赤司「やぁ」

今日は廊下にイレギュラーな存在がいた。
赤髪で鋭い目つきの少年だ。
知らない人に話しかけられるなんて、
ありえない。きっと私じゃない人に声をかけたんだ、と思い
その少年の横を素通りしようとする。
もう通りすぎる！ほらねやっぱり私じゃないと思ったのも束の間。
その少年に腕を掴まれてしまう。

赤司「無視しなくてもいいだろう。俺は君に話がある」

相手の目つきからどうも逃げ出せないことを悟り、
なんですか・・・？と返す。

赤司「驚かせたみたいだな、悪かった。放課後体育間に来てくれ。
君のお兄さんのことで話がある。」

言い終えた彼はまた放課後に。と付け足し去っていった。
当の私は、兄なんていっぱいいるし誰のことだ・・・学校的に風斗・・・？
いやでも・・・と放課後まで悩まむことになるのだった。

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