検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:140,688 hit

第十衝突 ページ11

部活が終わり放課後。
アイスを食べに行く約束を断り、急いで家に帰った。

リビングにおそるおそる顔を出せば案の定、口論が聞こえた。

椿「だから!絵麻が悪いなんていってねーっ!ただAはそんなことするこじゃないって・・・」

右京「ですが、現に家事をやっているのは彼女です。」

梓「絵麻。本当に押し付けられたの?」

絵麻「いえ、そんなことは・・・」

椿「ほら!否定してるじゃん!」

右京「もし脅されてたら否定くらいするでしょう。」

椿「あー!だからそんなことする子じゃないって・・・」

口論を隠れて聞きながら、喧嘩しちゃだめだよ・・・。なんて考える。
少なくとも私にも責任があるのだが右京兄さんも椿もあんな怖い顔してるし、
なんだか出にくくなってしまった。

昴「あ、A。なにしてんだ?そういえばこの前の話だけど・・・」

A「すっすばにぃ!?」

後ろから声をかけられ声を上げてしまう。
その声に気づきリビングにいた口論勢がこちらに気づく。

椿「A!?」

梓「A・・・」

私の名前に反応し右京兄さんがこちらを睨みながら
盗み聞きですか。と冷たくいい放つ。


A「そんなつもりじゃ・・・」

右京「まぁいいです。絵麻さん、夕飯の支度でもしましょうか。」

絵麻「えっ・・・でも・・・はい・・・」

絵麻ちゃんはこちらをチラッと見てそのまま右京兄さんと
キッチンに行ってしまった。
気まずい沈黙が走る。

椿「あのさ、これは・・・」

A「ご、ごめんなさい!」

と、言い私は家から出ていく。

昴「なんか、まずい空気・・・っておい!?」

琉生「あれ・・・?A、ちゃん・・・?」

行くあてはないがとにかく走った。

第十.五衝突→←第九衝突



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (231 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - このストーリーはこれで終わりなのでしょうか?続編は書かないのでしょうか? (2017年3月3日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
猫個々子 - 赤司君が主人公にお嫁にこないかか言った時にはビックリした!! (2014年4月5日 17時) (レス) id: ac27cf0abe (このIDを非表示/違反報告)
あい★(プロフ) - 赤司が夢主のジュリにしか見えません笑とてもおもしろいです!!笑 (2014年1月12日 13時) (レス) id: b5e62ae7b4 (このIDを非表示/違反報告)
//七海////ゆかぜ//(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいい//// がんばってください! (2013年12月27日 2時) (レス) id: 3a04a00d20 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 絵麻ちゃんちょっと怖いかも…でも続が早くみたいです。がんばってください (2013年12月22日 15時) (レス) id: fae535b7a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梨音 | 作成日時:2013年11月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。