【黒バス】心を閉ざした男装少女【帝光】

第１２Ｑ　「試合形式で」 ページ13

赤司「では、これから軍分けテストを行う。監督、この子が新入部員の木崎川唯斗です」



俺は監督に挨拶をし、隣にいたさつきの肩をポンポンと叩いた。



桃井「ん? どうしたの?」

「いや、その……できれば試合形式にしてほしいんだけどな……」

桃井「あ、そっか! ごめん忘れてた!」



俺がさつきにそういうと、さつきは慌てて赤司に言いにいった。



赤司「試合形式か……分かった。監督には伝えておくよ」

「手間かけちゃって悪いね」

赤司「気にする事無いよ。この１軍にも君と同じように試合形式でと頼んできた奴がいたからね」



赤司がそういうと、後にいた黒子が肩をすくませていた。



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ー軍分けテスト開始ー



２軍対３軍(俺は３軍チーム)



第１Ｑ、当然ながら２軍がどんどん点差を開いていく。


俺の前にいる、俺よりも身長が高く体格のいいやつにボールが回る。


周りの人(さつき以外)は、きっと俺がとれるとは思っていないだろう。


相手が右にいく。


俺も合わせて右に行こうとするが相手はそれを見て笑みを浮かべ左にいく。


その瞬間、フェイクだと見破った俺は左に思いっきり体を動かす。


しかし、さすが２軍だ。


それまでも見破られ、相手は右に一歩でる。


その瞬間。



バン!



相手(!?)




俺は体をかがめ、いっきに相手の前に出る。


そして相手のボールを思いっきり奥へ弾く。




相手(弾いた!? でも、それじゃ自分はパスできないし打てない。だからといって味方も気付いていないから味方がとることなんて……)




俺が弾いたボールは……。




味方１「!!」



１軍・監督「!?!?!?!」




きれいに味方の一人の手の中に納まっていた。



第４Ｑまで俺は好調に進み、結果は、１０１対８０で３軍の圧勝だった。




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どうも。作者の＊コスモス＊です!

最近更新が遅くてすいません。

なのにも関わらず、評価＆ヒット数も好調に伸び驚きです。

本当にありがとうございます!

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