【黒バス】土足厳禁ですよ？《高校編》 (ページ14)

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10話ページ14

sideA

本家に呼ばれたので東京に帰ってきたわ。

A『…ただいま帰りました。』

｢今、来客が来てる。外へ行ってなさい。｣

何よ。貴方が呼んだんじゃない。

A『…分かりました。』

どこへ行こうかしらね。

あ、征は部活よ。柊文にアタックされまくりだと思うけど。

あ！そうだ。

久しぶりに【親友】に会いに行こうかしら(笑

―桐皇―

A『あの。すみm』

？｢す、すみません!!｣

え。何かしたかしら…？

？｢あ！すみません!!脅かしてすみません!!すみません!!すみません!!自分とかも生きててすみません!!｣

この人どんな生き方して来たのかしら…

prrrrr((ｶﾞﾁｬ

A『…翔。今、桐皇に来てるの。道案内して。』

今吉【わがままなやっちゃなぁ…正門に迎え行ったるから。】

―数分後―

今吉｢ほんまに居ったわw｣

A『私がそんな嘘をつくと思って？』

今吉｢どうやろうなぁ？｣

A『…翔。あの子達は孤立してるの？』

今吉｢んー。チームに貢献してるとは言い難いのう。｣

そうでしょうね。

A『ここ？』

今吉｢せや。｣

A『こんにちはー？』

居るかしら。

あ、1人は居た。

あのピンク頭。

さつき｢Aちゃ…ん…？｣

A『あら、さつきじゃない！久しぶりね！元気だったかしら？』

その表情(かお)なんて可愛いのかしら｡

真っ青で嫌な過去を思い出した時の絶望した顔。

A『さつき、大輝と仲良しだったでしょ？大輝に伝言して？征に頼まれたの。良いでしょ？ね？』

あなたに有無なんて言わせないわ。

あなたの返事は【はい】か【YES】のみ。

さつき｢も、もちろんだよ。Aちゃん…｣

私のお人形さんは死ぬまで私のお人形さんだもんね。

A『嬉しい!!ありがとう。』

今吉(役者やのう…)

A『征からの伝言ね。』

【いつまでも自分が1番であるという自信は良いことだが、お前は僕には勝てない。】

A『あと、…ここの人達に間違っても私虐められてたんですなんて言ってないでしょうね(小声)』

さつきはブンブン首を振る。

取れちゃうわw

A『さつき。あなたは私に逆らったら西塔のようにしてやるから覚悟しなさい(小声)』

釘を打ってないと、何するかわからないからね。

A『じゃあ用は済んだから私、帰r』

青峰｢……お前…｣

A『あら、大輝。久しぶりじゃない。あまり鼻を高くしてたらその鼻折ってあげるわ。(小声)』

良い感じに種を植えられたみたい