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9話 ページ13

sideA

―翌日―

A『じゃあ行っくるわ。』

赤「ああ。」

不機嫌ね。

ん?電話?

A『はい、もしもし?』

【ようやく出よったなぁ。】

A『翔、悪いんだけど私ちょっと忙しいの。後でかけ直すわ。』

今吉【ほな、またな〜。】

なんなのかしら。

そういえば翔の高校に大輝とさつきが行ったはずだわ。

孤立してるのだろうけど。

未来「1年!!こっちよ。」

1年だけれど…

A『はい。今行きます。』

「未来が後輩と食べるって聞いてびびったけど可愛いね!」

「あの人嫌いの未来がねぇ」

未来「るっさいわね!!」

あら、お友達居るのね。

A『初めまして。私、立神Aって言います。』

「めっちゃ礼儀いいじゃん!!」

そうかしら…?

未来「アンタってあの彼氏以外に眼中に無い?」

はい?

「え。彼氏持ち!?」

A『はい、彼氏兼婚約者ですし…』

未来「そ。」

なんかホッとしてるわね。

「だれだれ?」

「気になるぅ!!」

未来「うちの部活のキャプテン。」

「バスケ部?」

「あ!それって新入生代表してた!?」

そうですねー。

「あのイケメン!?」

「狙ってたのにぃー」

……ピクッ……

大丈夫。征は私以外は眼中に無い。

赤「ここに居たのか。」

A『征?どうかしたの?』

赤「特には。」

なにそれ。

赤「僕の彼女が他の男に触れられていないか確かめにね(小声)」

ほら、私以外眼中に無い。

「ねーねー。あのキセキの世代なんでしょ?連絡先教えてよ〜。」

露骨な…

「てか、暇な時遊ばない?」

彼女居るって分かっているのにねぇ。

赤「部活が忙しいので遠慮します。」

若干苦しいわよ。

赤「あ、次は移動だったね。じゃあ失礼します。ほら行くよ。」

苦しいし、強引…

A『あー…窒息するかと思ったわ…』

息苦しい金魚鉢に飼われた金魚みたいだったわ。

赤「僕の見ていない独断で物事を判断するからだ。」

A『だって征あの時居なかったじゃない。』

言い訳してみる。

赤「僕だって常に一緒に居たい。」

あら、意外。

A『征ってたまに素直すぎるわ。』

赤「好きな人と一緒に居たい思って何が悪い。」

あ、拗ねた。

A『じゃあ何がなんでも離さないでね。私の王子様。』

赤「わかったよ。」

彼はそのあと付け足した


【離さないし、どこにも行かせない。僕だけの可愛いお姫様。】

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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時

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