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第10話 ページ10

あの声の主はやっぱりAで。

綺麗な歌声を俺が入ってきたことにより止めてしまった。




「わ、悪い。お前の声が聞こえたから・・・」




あの日から俺はハルカのファンになった。





『す、すみませんでした!!』




顔を真っ赤に染めて彼女はノートをまとめて逃げようとする。

俺はAの腕を急いで掴んだ。




「おっ、おい!」




がくんとなって彼女は俺の胸中へと納まる。




「ハルカの歌、俺、好きなんだ。

 ・・・生で聞かせてくんね?」




しばらく彼女から反応がなかったが
確かにコクンと首が縦に動いた。




『まだ、完成していない曲ですが・・・』




Aはピアノ前まで移動して。

俺は大人しく聞こうと椅子をピアノ近くまで移動させて座る。







そして綺麗な歌声が音楽室に響き渡った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , 海常高校   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ユーリ | 作成日時:2014年10月16日 14時

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