検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:17,255 hit

*117* ページ22

ASIDE
頬を伝う涙は、何年振りか…

『もう私が居なくても皆は大丈夫だから』

振り絞って出した答えはその一言

バンッと大きな音を立てて開いた扉から涙でボロボロの顔の花宮達

花「バァカ!!お前居ねえと俺は駄目なんだよ!!ふざけんじゃねえぞ!!」

原「ねえ、やだ。やだよ…Aが居ないと死んじゃう…寂しいのは嫌いなのっ…!」

古「やめてくれ…お願いだから傍にいてくれよ…」

山「お前消えたら何に縋って生きていけばいいんだよ」

瀬「駄目。居なくなったら絶対許さない。何処までも追いかけるからね」

ああ、止めてくれるんだな…

『皆、痛い、痛いから…』

全員「絶対に離れてやるか!!」

『…分かったよ…片付けの続きあるからちょっとだけだぞ』

結局最後に妥協してしまうのは花宮達に対する甘さか…

依存されても、少しばかり狂った愛を受けても…やっぱり此奴らが好き

花「A、好きだ!愛してる!」

瀬「あ、花宮フライング。これからは俺との時間も増やしてね」

古「俺も…少しばかり時間を増やしてくれると嬉しい…ガーデニングとか一緒にしたい」

山「夕飯作りとかそーゆーの一緒にしよーぜ!」

原「俺はいつも通りでいいよ!でも…もう離れるなんて言わないで」

いつかは絶対にバラバラになってしまうけれど…まぁ、いつかの先の話

それがまだまだ先にある未来ならば、今はこのままでもいいか

エピローグ→←*116*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 霧崎第一 , 依存・ヤンデレ   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。