Dependent ＆ Madlove ３ (ページ14)

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ASIDE
休憩が終わって3Qが始まる

さっき朱鳥が桐皇のマネージャーの所に行ってたみたいだが…

桐皇のマネージャー相当怯えてるな…どんな脅しをしてきたんだ、此奴は…

…そうだった。彼奴と話しないといけなかったな

はぁ、と1つ大きな溜息を吐いて原澤さんの所に行くことにする

『朱鳥、瀬戸、この後は頼む。片付けてくるから』

瀬朱鳥「任せて」

記録用のノートを瀬戸に渡して原澤さんの所まで歩く

こちらに気付いたのか驚いた表情を見せる

原澤「Aさん…外に出ましょうか。ここで貴方と話をするのは気が引けます」

『ここで構わない。別に大した話じゃない』

距離を取って隣に腰を下ろす

原澤「体調はどうですか？ちゃんと食事取ってます？…花宮君と仲良くしてますか？」

『原達が増えた事以外は何も変わらないな』

原澤「…あのプレースタイル、貴方と朱鳥さんのですよね。1人1人を見ると分かりにくいですけど

　互いの連携、独特のシュートの打ち方…特に花宮君が貴方のプレースタイルに似てる

　 8番彼は朱鳥さんに似てる。教えてたんですね」

『そこまで分かってるなら対策も簡単だろ？』

原澤「それは難関ですねぇ…」

『いい加減娘から離れろよ。じゃーな』

後ろで〝無理でしょうね〟と聞こえたが気にしない

親馬鹿過ぎるのも困りもんだ