【黒バス】Oh, our brilliance! 〜彼女は吸血鬼の光〜

＊１５２ ページ7

※ 虹村side


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触れるだけで人間(雑魚共)の肌ごとき、簡単に傷付いてしまうような鋭利なソレは


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『阿呆が…』


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その一言で、動きを止めた



.

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無論、自分の技(力)が防がれるなんて思ってもみなかった俺



と灰崎含む吸血鬼は驚くしかなかった。



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状況を把握する前に、声は続いた。



.


.



『彼女は言ったはずだ』



『 “人間 手を出すなかれ”と』


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声の主に心当たりがあるみてぇに、赤司達は自分等の後ろを振り返った。



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『吸血鬼の人に対する 迫害心 を、


. 種族 という 壁 を、』




『無にするのは、


. いくら 王族 でも、不可能』



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近づく声と足音に、目の前の吸血鬼は


何故か道をあけていく。




そこに、疑問すら感じなかった俺も、



.



『残念だけど、つまり私たちも"無力"には勝てないって事…






意味わかるかな、



.




.



.




.




お父さん？」




.


.



変わらない




その髪



その目



その顔。




そして、



成長した



その姿 を見て、



.


理解せざるを得なかった。




.


.


.



「あぁ… そういう事だったのかよ。」



.



ずっと


ずっと


ずっと



探し続けていた




我等が姫＿＿



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