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※あなたside
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私の事__
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それは、話さないとならないけど
一番言いたくないこと
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この場にいる全員が、
私の返事を待っているみたいだった
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「…(こくり)」
小さく頷くことしかできなかった
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みんなの顔を見れない
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「ご め ん なさい…」
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結果として、自分は彼らを騙してしまっていたんだ
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責められても、何されても仕方ない
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それくらいに、
みんなを傷付けてしまったんだから…
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誰かが近づいて来る気配に
ぎゅっと目を閉じた
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私の体に
異変が起きたのは、
彼らの戦いもピークに差し掛かった頃
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私は一人、籠の中
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1人、2人、3人…
ただ傷つく姿を眺める他できなかった
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どれだけ手を伸ばしても
この思いは届かない
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"また"私は守られるの?
"また"人間と吸血鬼とが傷付け合うの?
"また"悲劇が繰り返されるの?
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"また"…?
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そして、
全ての罪は
記憶となって
私の頭に蘇った
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目をつぶった私が感じたのは
痛みでも
衝撃でも
なかった
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「えっ?……」
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驚いて顔をあげる
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そこに映ったのは、
彼らの心配そうな顔
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「なんで?怒らないの…」
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赤「怒る?何をだい?Aは、僕を仲間を、気にくわないけど
宮「まぁ、お前が吸血鬼だったなんて な?それでも、生きてただけで充分だ!」
今「ホンマやわぁ… 早よ言うてくれればよかったんになぁ?」
黄「本当っスよ!!」
黒「黄瀬くん、彼女は王族ですよ?そんなタメ口で喋ってたら、罰せられます。」
桜「い、今まで、生意気な口きいてスミマセン!!!」
(略)←
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みんな、
ありがとね…
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「それじゃあ、
それから、ちゃんと、全部
話すからね」
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その言葉に、みんなが頷いた。
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テツナ - 続きが気になります!まさか夢主が…。これからも更新頑張ってください! (2016年8月10日 23時) (レス) id: 1ce5f9d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!続きの更新待ってます( ^∀^) (2016年7月9日 0時) (レス) id: 804c02c8ce (このIDを非表示/違反報告)
蒼月 - めちゃくちゃお話に引き込まれました!!!これからも頑張ってください!!楽しみにしています!!! (2015年1月31日 4時) (レス) id: 554a796344 (このIDを非表示/違反報告)
hrhr(プロフ) - 続きが楽しみです!がんばってください!! (2014年11月29日 17時) (レス) id: cafc74f665 (このIDを非表示/違反報告)
もっきぃ♪ - 面白いです!!頑張って下さい♪私は夢主sideが見たいです!楽しみにしてます!! (2014年11月9日 11時) (レス) id: 1086516b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 | 作成日時:2014年10月30日 21時