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. 大神晃牙side
吸血鬼ヤローが来たことには驚いた。
それからAは元気がない。
少しでも意識してほしいから。
今、全部言ってしまおう思った。
アドニスには、
ア「Aのことは、諦めた方が良いのではないか」
と言われた。
諦められんならとっくに諦めてる。
生憎、諦めは悪い方だ。
晃「A、」
『…ん?』
バカで一途で一生懸命な俺の好きな奴。
こっちはガキの頃から好きなんだよ。
吸血鬼ヤローなんかに、渡してたまるか。
晃「…お前さ、今好きな奴とか、」
"好きな奴はいるのか?"
いや、
"まだアイツのことが好きなのか?"
そう聞いた。
いや、正確には聞こうとした。
Aは、俺の言葉を遮るように言った。
まるで、見透かしてるように。
『私、好きな人がいるの。…ずっと好きなの』
俺じゃダメだと言われた気がした。
去っていくAを引き留めることはできなかった。
晃「…クソッ!」
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おもち - 晃牙くんちょーかっこいい…(*°∀°)= 作者さんHoneyWorks知ってるんですね〜!この曲も晃牙くんも大好きなんでマジ私得でしかありません(*^◯^*)これからも更新頑張ってください!応援しています! (2019年8月15日 22時) (レス) id: 7145a4fb65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲那 | 作成日時:2018年11月17日 0時