北欧喫茶へようこそ!☆ヘタリア

十四杯目、もうすぐ君の… ページ15

A「えーと…///」

ノル「どした?」

俺の部屋で、Aが何か言いたそうにしている。

今、一緒に寝る準備をしてたんだけんども

A「ベッド、狭くないですか?///」

ノル「そうけ?これ、シングルだべ?」

A「…すいません、私、普段セミダブルに寝てるから…。」

ノル「ああ、そういえばAは昔、あんこと寝てたんだべな。」

A「い…」

ん?聞こえねえがった…

A「今でも一緒に寝てもらうことが…///」

…後であんこのこと殺してやる。

ノル「ま、そんなことより…な、一緒に寝るべ。」

A「え、私は床でいいですよぉ…狭いですし…///」

ノル「じゃあ俺も床ｄ…」

A「わかりましたよっ!///」

ノル「ん、いい子だべ。」

ぽふっ。

Aはやっぱり軽い。

俺の上に座らせて、そのまま倒れこむ。

ノル「A、いい匂いする…」

A「ちょ、わっ、重いですから、早く降ろしてくださいー!」

ノル「却下。」

こんなことばっかりやってて、気が付いたら眠ってた…

もっといいところまで行けたかも知んねえのに…


・


A「おはようございまｓ…」

朝、Aの寝顔をデジカメで撮影。

そのあと、キスしようとしたところで目を覚ました。

…残念。

ノル「おはよう。さて、今日もアイスの研修だべな。」

A「うーん…大変ですよね。」

ノル「何が?」

A「イース君、嫌がってません?」

ノル「…。あいつは今までほかのやつと距離を置きすぎたべ。」

A「…それもそうですねー…。」

ダダダダダダ…

部屋の外から大きな足音が聞こえる。

バァン!

吹き飛ぶドア。

デン「Aーーーっ!!」

A「!?なんで骨折した人が全速力で走ってるんですか!?」

ノル「あんこ、朝からうぜえ。」

その後ろに、アイスやフィンたちが見える。

A「あ、あれ?寝坊してしまいましたか?」

スー「…今日は店は休みだべ。」

A「え!?お休みなんてありましたっけ?」

アイス「臨時休業。いつまでもボーっとしてないで、早く着替えてきなよ。」

A「す、すいません…」

あわててAが部屋から出ていく。

ノル「アイス、言い方考えたらどうなんだべ?」

アイス「別にいいでしょ?っていうか、ノーレ、忘れてたの?」

ノル「何を?」

デン「もうすぐAの…」

十五杯目、なんだとぉい!→←十三杯目、重いっ…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す