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第一話 美「お前の寝顔は頂いたっ!!」赤「(^^)」美「うそですすみませんでちた」 ページ2

目覚めたらそこは、見覚えのない古びた天井だった。
ぼんやりとする頭のせいで、天井がやけに高く見える。
何なんだまったく。どうしてこんな場所に私はいるんだ。
比較的寝起きは低血圧な私は起き上がると、自分の周りに転がる人を見て、一気に目がさめた。
どこなんだろう。ここは。









遡ること?時間
私、水城美奈は親友の愛名と一緒に、洛山高校からの帰宅を急いでいた。なぜか偶然にも同中(3か月で転校したけど)だった赤司君に目を付けられ、バスケ部の書類作りに追われていたからだ。けれどその途中、小さな男の子が怪しいおっさんに声を掛けられているのを発見し…
何したんだっけな。


覚えていない。記憶喪失だろうか\(゜ロ\)(/ロ゜)/?
まぁ、取り合えず命の次に大事なスクバも持っているし…愛名を探そう。


私の周りには30人近く人が倒れており、なんかパッと見見覚えのある赤い頭があったり青い頭があったり。でも、スカートをはいていそうな子は一人もいない。
全員、私以外はジャージ姿だ。たぶん、背の高い人と赤司君がいる時点で全員バスケ部なのだろう。それに、今気付いたけれどここは多分体育館。木造建築で色々ガタがきてるけど、広さと言い床と言い、体育館そのものだった。
……どうしようか。
愛名はいない、どうして此処に居るのかも分からない、なんかいっぱい倒れてる。









……起こすか。









誰からにしよっかな。まぁ一番手は赤司君か。
一番こん中だったら仲良い…はずだし!流石に見たことも無い人起こすのは抵抗あるしな…
チキンな俺には無理だぜ☆


美「あーかーしーくん、起きてくりぇたまえよ。今私見降ろしてるぞ、ズガタカオヤk…オヤコロはいいや、ズガタカとか言って起きろ。つーかちょっと噛んだのは気にせんでくれ」




ゆっさゆっさと肩を揺すると「んん…」と呻き声が聞こえた。と言うか頭赤いから赤司君なんだろうけど顔見えないんだよね逆向いてるから。
この際だから寝顔でも拝んでおこう。
イケメンの寝顔ヒャッフウっ!!愛名に写真撮っておくろー(^q^)キャラ崩れ激しいとか、そんなこと無いんだからねっ






美「寝顔頂きd……っあ!!!……あ、あはは。

  おはよーございますおさん?」

第二話 美「ぐっだぐったすっぎて〜すっすまない〜♪」原「そんなみっなちゃん超音痴〜♪」→←せってーい!



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作者名:クラライス | 作成日時:2014年4月6日 17時

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