検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:64,573 hit

不安な種:7 ページ8






カ「うっわぁ」

呉「…っ」




カルマの赫子と絆の赫子が軋めき合う。

その下では、カルマの赫子が絆の脚を貫通。


加えて両脚だ。




呉「ッチ!」

カ「はい。捕まえた」



脚はそのままで地面に突き立てられた。

動くことができない状態だ


絆は痛みに歪んだ表情ながらも殺気は充分だ。



呉(尾赫は鱗赫に強いはずなのにっ…………。全く 歯がたたない)



ならばと慣れない羽赫で攻撃しようにも



カ「おっと。わぁ、すっごくヘボい豆鉄砲だね」



不知くんに劣るものしかできない。

呉「っ…(やっぱり実戦レベルに達してないから…)」


カ「さて。もう終わり?降参?死んじゃう?喰べられちゃう?
どうしてほしいかな?絆」


呉「お前がっ…私の名前を呼ぶな!」




まだ手に握られていたクインケを振って仕掛けた。



ザンッと肉の裂けた音。



呉(やっ_____…………。)








あ…レ?」




カ「フハっww。ザンネーン。お前はちょっと耳がいいんだからさ、それくらいわかれよ。







________自分の腹が裂けた音くらいさ」




呉「!!!!!!!!!!



ああああ!!」








腹は先程より何倍も酷くなっていた。

何で?いつ?速すぎる。


カルマのマスクにさえも傷などない。



ついているとすれば、私の返り血だ。




カ「ん。おお…美味しいな。絆の血」



私の血を舐めとったらしい言動。


呉「コノっ…」


苦しながらも顔を上げたとき_____










ガンッ!




瓜「殺す」


カ「あ、お友達?」



怒りに満ちた瓜江くんが来てくれた。

それに対応する為か赫子が私の脚から外れた。




不「っらぁあああ!」



不知くんが私より強い羽赫で攻撃。



カ「あーあ。絆の助けが来ちゃったよ。」



呉「……!っ…」



瓜「!」

不「おわ!?」



カルマが赫子を一振り。

それでものすごい風圧が起き、私達を吹き飛ばした。




瓜「!呉羽っ」


呉「っ…」




軽々と飛ばされていった私を瓜江くんが抱きとめて転がった。

私を包むようにしてくれたので傷は酷くなってない。





カ「バイバイ。また」




そう言って消えたカルマ。

心なしか楽しそうだった



瓜「呉羽!おい!返事を」

呉「……………………。う…ん。大丈…ぶ。回復は…出来て…るから」



安心させるように笑った。


不「おい!絆っ。起き___________」









大丈夫だよ。



不安な種:8→←不安な種:6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

餅原 葵(プロフ) - ユズポヨ(*´ω`*)さん» ユズポヨさんっ。大変遅れてしまいました…。申し訳ございません!コメントとっても嬉しかったです。 (2018年8月2日 21時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
ユズポヨ(*´ω`*)(プロフ) - 六月君好きすぎてヤバい人です。なので六月君出てきてくれて嬉しいです! (2018年6月18日 19時) (レス) id: c5765c3274 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水縹 葵 | 作成日時:2018年6月11日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。