不安な種:7 ページ8
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カ「うっわぁ」
呉「…っ」
カルマの赫子と絆の赫子が軋めき合う。
その下では、カルマの赫子が絆の脚を貫通。
加えて両脚だ。
呉「ッチ!」
カ「はい。捕まえた」
脚はそのままで地面に突き立てられた。
動くことができない状態だ
絆は痛みに歪んだ表情ながらも殺気は充分だ。
呉(尾赫は鱗赫に強いはずなのにっ…………。全く 歯がたたない)
ならばと慣れない羽赫で攻撃しようにも
カ「おっと。わぁ、すっごくヘボい豆鉄砲だね」
不知くんに劣るものしかできない。
呉「っ…(やっぱり実戦レベルに達してないから…)」
カ「さて。もう終わり?降参?死んじゃう?喰べられちゃう?
どうしてほしいかな?絆」
呉「お前がっ…私の名前を呼ぶな!」
まだ手に握られていたクインケを振って仕掛けた。
ザンッと肉の裂けた音。
呉(やっ_____…………。)
あ…レ?」
カ「フハっww。ザンネーン。お前はちょっと耳がいいんだからさ、それくらいわかれよ。
________自分の腹が裂けた音くらいさ」
呉「!!!!!!!!!!
ああああ!!」
腹は先程より何倍も酷くなっていた。
何で?いつ?速すぎる。
カルマのマスクにさえも傷などない。
ついているとすれば、私の返り血だ。
カ「ん。おお…美味しいな。絆の血」
私の血を舐めとったらしい言動。
呉「コノっ…」
苦しながらも顔を上げたとき_____
ガンッ!
瓜「殺す」
カ「あ、お友達?」
怒りに満ちた瓜江くんが来てくれた。
それに対応する為か赫子が私の脚から外れた。
不「っらぁあああ!」
不知くんが私より強い羽赫で攻撃。
カ「あーあ。絆の助けが来ちゃったよ。」
呉「……!っ…」
瓜「!」
不「おわ!?」
カルマが赫子を一振り。
それでものすごい風圧が起き、私達を吹き飛ばした。
瓜「!呉羽っ」
呉「っ…」
軽々と飛ばされていった私を瓜江くんが抱きとめて転がった。
私を包むようにしてくれたので傷は酷くなってない。
カ「バイバイ。また」
そう言って消えたカルマ。
心なしか楽しそうだった
瓜「呉羽!おい!返事を」
呉「……………………。う…ん。大丈…ぶ。回復は…出来て…るから」
安心させるように笑った。
不「おい!絆っ。起き___________」
大丈夫だよ。
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餅原 葵(プロフ) - ユズポヨ(*´ω`*)さん» ユズポヨさんっ。大変遅れてしまいました…。申し訳ございません!コメントとっても嬉しかったです。 (2018年8月2日 21時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
ユズポヨ(*´ω`*)(プロフ) - 六月君好きすぎてヤバい人です。なので六月君出てきてくれて嬉しいです! (2018年6月18日 19時) (レス) id: c5765c3274 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2018年6月11日 16時