キセキとラノベ 212 ページ2
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「2人ともそんな怖い顔しないでほしいんスけど！普通に怖いんスけど！」
言い出したのは、黄瀬だ。それでも、明るく務める黄瀬に、棚倉は溜息を零しながらその鋭い眼差しを柔らかなものに変えて、呟くように言う。
「…私たちが狙うは、テッペンです」
「…そうッスか、でも！“キセキの世代”にそう簡単に勝てると思われるのは心外ッスよ」
「君を含め、彼らは確かに強いです。ですが…負ける気はありません」
そう言い切った黒子に、黄瀬はまた笑う。
「やっぱり黒子っちはそうでなくっちゃ！Aっちも！…じゃあ、ウィンターカップで」
黄瀬はそう言って、ストバスを去っていった。その後ろ姿を見送って、2人は顔を見合わせた。2人とも、分かりにくくはあったが…お互い、いつもより表情が生き生きとしていた。
＊
それから、1週間。
その日、ウィンターカップは幕を開けた。各県で勝ち抜いてきたチームが全て集まって、開会式が行われていた。
だが、誠凛は2人、欠けていた。
1人は、1年ルーキー火神。時差の事を忘れていたらしい。そのせいで遅れるのだとか。
もう1人は、棚倉。母親に付き添ってから来るのだとか。
しかし、開会式の途中で音もなく、むしろ気配さえもなく棚倉はやって来ていたが(当然開会式が終わったあとに驚かれた)、火神は開会式が終わってもまだ、現れなかった。
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西谷彩香(プロフ) - 濁音さん。さん» ありがとうございます、気づきませんでした(笑)助かりました、修正しておきます！ (2016年3月31日 8時) (
レス) id: 237a91988d (このIDを非表示/違反報告)
濁音さん。(プロフ) - すいません、239話のイグナイトパスが、家族するパスになってます(ﾎﾞｿｯ (2016年3月31日 7時) (レス) id: 0179ac39f9 (このIDを非表示/違反報告)
西谷彩香(プロフ) - 叢桜牙さん» 毎度コメントありがとうございます！なかなか更新出来なくはなりますが、勉強の休憩がてら、ちまちま更新していきます！ (2016年2月13日 3時) (レス) id: 90630990a2 (このIDを非表示/違反報告)
叢桜牙 - お知らせ読みました。しばらく寂しいですけど、受験頑張ってください。 (2016年2月12日 23時) (レス) id: a6d00fee4e (このIDを非表示/違反報告)
西谷彩香(プロフ) - 叢桜牙さん» ありがとうございます！更新、頑張ります。これからもよろしくお願いします！ (2016年2月4日 17時) (レス) id: 90630990a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西谷彩香 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kunimi251/
作成日時：2016年2月2日 23時
