弟と空却さん36 ページ38
『それじゃあ、いってきます』
「お姉ちゃんなら絶対大丈夫だからね！」
十四が私の手を握って微笑んだ。
太陽みたいな笑顔……あぁ、この笑顔を初対面の人にも見せればいいのに。
なんてね。それは十四が決めることか。
私は、自分のこと頑張らなくちゃね。
＊
『お待たせ、空却さん！』
私がとんと肩を叩くと、空却さんは落ち着かない様子で振り向いた。
いつもと服装の雰囲気がだいぶ違う。
今時の男の子、って感じの服だ。
まあ、デートとなれば、オシャレのひとつやふたつ、しちゃうよ。
「ま、待ってねぇよ。ほら、行くぞ」
『あの、今日はどこに行くの？』
この前会った時にも、教えてくれなかった。
ただのうっかりなのか、はたまた何か理由があるのか。
「いいから！ついてこい」
＊
「こ、ここだ……」
空却さんが連れて来てくれたのは、ナゴヤでもまあまあ有名なカフェだった。
お店の雰囲気が良くて入ってみたかったんだけど、なかなか入れなかったんだよね。
「早く入ろうぜ」
『う、うん』
会話が弾まない……！
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いつまいよ(プロフ) - みんさん» 自分自身何も知らずに空却くんに会ったらビビるだろうなーと思って書きました(*^^*)共感してくださり嬉しいです。初コメありがとう＆これからもよろしくお願いします！ (2020年4月12日 8時) (
レス) id: 4f1872a950 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 見た目ヤンキーが急に来たら怖いですよね(笑)夢主さんの気持ちめっちゃ分かります。応援してますので、これからも更新(無理しない程度に)頑張ってください！！ (2020年4月12日 8時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつまいよ | 作成日時：2020年4月10日 1時
