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終焉間際地獄09 ページ10

A「白澤、少し懐かしい話をシヨウ」

神獣白澤「良いけど…本当にココで良いのかい?」


降り立ったのは“現世”の洞窟
ただの洞窟ではナイ
“白澤と出会い、自分が死んだ所”デアル


白澤「驚いたよねー…まさかたった一人で村を滅ぼすなんてさ」

A「別に、恨みしか無かったカラ
天国と地獄の間のあの道に洞窟あったッケ?」

白澤「あるよ?ひっそりと…ね」

A「了解、終わってからソッチに行くヨ」


二人で洞窟に入り、奥へと進ム
そこには“昔の自分の姿と丁”がイマシタ


A「何故白澤は、洞窟に来たノデスカ?」

白澤「鬼火が、キミ等を察知したんだよ…生憎、キミではなく
アイツを気に入ったらしいけど」

A「そうか、だから数が違うノカ」

白澤「わぉ、小さい時のキミも可愛いねw」

A「……もう用は無い、行こウ」


小さな自分の手を握り、彼は泣いてイマシタ
ずっと泣いてイマシタ


A「行くぞ、白澤」
神獣白澤「うん」
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桃太郎「あれ、鬼灯様じゃないですか…どうされました?」

鬼灯「Aさんを、見ませんでしたか?」

桃太郎「白澤様と一緒に何処か行きましたけど…
Aさん、秘密があるみたいですよ」

鬼灯「やっぱりですか」

桃太郎「…Aさん、随分と白澤様を信用なされてますよね
何ででしょうか」


そうなんですよね、ずっと気になってるんです
一度あとを付けて来たらココに到着して
あの白豚と喋ってるのを見かけました


桃太郎「そういえばAさんって独特な喋り方しますよね
喋るときは鬼灯様みたいに真顔ですし…」

鬼灯「はぁ、それが分かれば苦労しないんですけど」


本当に、彼女は何を隠してるんでしょうか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A「合った、ここカ?」

白澤「そうだよ、良いカンジでしょ?特に…
ここには不思議な噂があってね、聞きたい?」

A「折角だし聞こうカナ」

白澤「ここで死んだ者にはピッタリの花が綺麗に咲き誇る
本当かどうかは分からない噂なんだけどねw」

A「それが本当なら…自分には椿?」

白澤「多分、ね」

A「ここにする、鬼灯様には何も言うなヨ?」

白澤「当たり前じゃないか、キミの約束は必ず守るのが僕だからね」

A「謝謝、白澤」


そして、あっという間に盂蘭盆地獄祭の日となったのデス

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メリー(プロフ) - 鬼灯様loveさん» ありがとうございます!私も書いてる途中泣いちゃって…今度は白澤さんでもやりましょうかねw (2014年5月26日 5時) (レス) id: 198972e71f (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯様love - 泣きました。今日3回泣きましたよ。これで。めっちゃ感動ですやん!まさか…同じ事で3回も泣くとわ…(。-_-。)夢小説で泣いたのは、初めてです。また、こんな素晴らしい作品を作って下さい!!感動系のをまた読みたいです!鬼灯様の!長くなってしまいすみませんでした。 (2014年5月25日 23時) (レス) id: 0a948e3888 (このIDを非表示/違反報告)
メリー(プロフ) - 照日輝月さん» ありがとうございます!くっ、現実ではありえなさすぎる… (2014年5月25日 15時) (レス) id: 67b42dc969 (このIDを非表示/違反報告)
照日輝月 - なんて美しい死に方!泣きましたよ!!こういう死に方したい。・゜・(ノД`)・゜・。 (2014年5月23日 23時) (レス) id: e09acba631 (このIDを非表示/違反報告)
メリー(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます!私も書いていた途中で曲聴きながらやってたんで泣いちゃって泣いちゃってw (2014年5月23日 21時) (レス) id: 198972e71f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メリー | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年5月8日 21時

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