終焉地獄14 ページ15
A「ほ、ずき様…何故、ここ、に」
鬼灯「追いかけてきたんですよ、馬鹿」
鬼灯様は自分に近づくと
服が汚れるのも気にせずに
優しく抱いてくれました
A「…お願い、良いですか?」
鬼灯「良いですよ」
A「あの椅子ま、で連れて、行ってください」
姫様抱っこしたまま鬼灯様は疑う事無く
椅子まで連れて行ってくれました
A「ありがとう、丁」
最初で最期のファーストキスを彼に渡し
椅子に乗りました
それと同時に水晶に囲まれました
鬼灯「Aさん!」
A「『隠し事をしてました…それが愛と知っていました』」
彼は無駄なことをしました
武器である金棒で一生懸命水晶を壊そうとしました
涙を流し、叫びながら、何度も何度も叩きました
でも、不可能だった…壊れることは無かったのです
鬼灯「『隠し事をしてました…貴方を失うのが嫌でした』」
A「『隠し事をしてました…貴方を傷付けるのが嫌でした』」
鬼灯「隠し事をしてました、貴方がずっと」
A「隠し事をしてました、貴方がずっと」
「「好きでした」」
最期の笑みを残し、最期の涙を流し、最期の言葉を発し、最期に彼を見つめ
自分は世を去りました
伝えることも叶わないまま、貴方の吼える声が届きました
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メリー(プロフ) - 鬼灯様loveさん» ありがとうございます!私も書いてる途中泣いちゃって…今度は白澤さんでもやりましょうかねw (2014年5月26日 5時) (レス) id: 198972e71f (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯様love - 泣きました。今日3回泣きましたよ。これで。めっちゃ感動ですやん!まさか…同じ事で3回も泣くとわ…(。-_-。)夢小説で泣いたのは、初めてです。また、こんな素晴らしい作品を作って下さい!!感動系のをまた読みたいです!鬼灯様の!長くなってしまいすみませんでした。 (2014年5月25日 23時) (レス) id: 0a948e3888 (このIDを非表示/違反報告)
メリー(プロフ) - 照日輝月さん» ありがとうございます!くっ、現実ではありえなさすぎる… (2014年5月25日 15時) (レス) id: 67b42dc969 (このIDを非表示/違反報告)
照日輝月 - なんて美しい死に方!泣きましたよ!!こういう死に方したい。・゜・(ノД`)・゜・。 (2014年5月23日 23時) (レス) id: e09acba631 (このIDを非表示/違反報告)
メリー(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます!私も書いていた途中で曲聴きながらやってたんで泣いちゃって泣いちゃってw (2014年5月23日 21時) (レス) id: 198972e71f (このIDを非表示/違反報告)
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