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喜助「集まりましたね…皆さん準備はいいですか?」



浦原商店の地下
勉強部屋に集まったのは
石田、茶渡、井上、黒崎、夜一

勿論くるみ もそこにいた



井上「わぁ〜加藤さんの服格好いい〜」

「…井上は相変わらず普通の私服だね」


くるみ はと言うと
神社で着る正装姿である
白い中国の漢服に和服黒いの帯を巻いたデザインに赤い袴は
古くから白神神社に受け継がれた物である


石田「そんな動きにくそうな服で戦えるんですか?」

「お前も対して変わらないだろ!
真っ白い服で直ぐに汚れそうだな
これは由緒ある正服なの
因みに水を弾く防水性!」

井上「わぁ!すごーーーい!」

一護「お、お前ら遠足に行くんじゃねーんだぞ」

「時に、そこの大きい人初めましてだよね?
この面々ってことは空座第一の一年生?ってとこ」

茶渡「あぁ、茶渡泰虎(さどやすとら)だ…貴女の事は良く聞いている」

「そう、よろしくね。私は加藤くるみ
お互い命を預けるもの同士死なずに生きて帰ろう」

一護「ちっ、今度は重いんだよ」





ぱんぱん

喜助が手を叩くと杖を振りかざした


喜助「じゃ、皆さんご武運を」

「えっ、浦原さんはいかないの?」

喜助「えっ、なんですくるみ さん!私がいないと寂しいんスか?
ですが、私は何かあった時のために此方で待機しています
道案内は夜一さんだけで充分ですし」

「いや、寂しくはないけど…」


仲間の手は多い方がいいはずと思いつつ
尸魂界に行けるだけ良しとし
黒々しく開かれた門をくぐる



夜一「いくぞっ」





中に入れば暗く足場の悪い道が続いていた
くるみ は神气を使い足場を作る


「変な感じ…ここは」

夜一「ぼさっとするな!早く走れ!!」

一護「なっ!何なんだよここは!」



ここは穿界門(せんかいもん)
尸魂界と現世を繋ぐ道である
道と言うほど足場よくはない
そして、この道を通過出来るのはたったの四分である


石田「ま、待ってくれ夜一さん!後ろから何か、」

夜一「振り向くな、ただ進め!
前にただ進むのみ、それができる奴だけついて来い!!!」


有無を言わさない夜一に五人は走り出す
後ろから迫る何かを振り向くことなく


「足場は私が作る!私の後に続いて!」

一護「なっ、お前いつの間にこんな、ってはえーよ!!」

一足早く走りだすくるみ に四人が続く
走って走って

どんどん後ろに感じる何かに焦らずにはいられなかった

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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