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満月「…ママもう、お姫様じゃないの？」
「えっ！？」
くるみが聞き変えそうとすると、白夜のお着きである清家が息をきらせてやってきた
夜は居酒屋での祝宴と言うこともあって
朽木家にて満月を預けていた
しかし、満月はどうしてもくるみのウェディングドレス姿をみたいと
屋敷を飛び出したと言う
恋次「清家さんを巻いてここまで舜歩で来たのか？マジで？」
「勝手にお屋敷から出てきたの？ダメじゃない
清家さんを困らせたら」
満月「お姫様のママの事もう一度見たかったの！
でも、もうお姫様じゃない…」
「あからさまにガッカリされて、ちょっと悲しい」
長椅子に座っていた白夜がおもむろに立ち上がりご機嫌斜めな満月の前に膝をついて屈む
白夜「満月」
満月「あっ！白夜様！」
白夜の声に顔を上げれば、満面の笑みを浮かべる満月
白夜はゆっくりと口を開く
白夜「満月、言いつけを守らずに屋敷を飛び出してきたのか？」
満月「ギクッ！」
白夜はジトッと満月を見つめる
満月は目線を反らしてえーっと、と困ったように口をモゴモゴとさせている
平子(何で白夜坊の事様づけで呼んでん)
(教育方針で…)
白夜「決まりは守らねばならない」
満月「うっ…は、はい」
白夜「…こう言うときはどうすればいいかわかるな？」
白夜の言葉にこくんと頷いて
満月は清家の前でもじもじもしながら言った
満月「せ、清家さんっ、勝手にお屋敷を出てごめんなさい」
平子(んんんんっ、娘の成長が可愛すぎて辛い！)
(か、可愛いいぃ)
清家「っ、ご立派でございます。満月様…きちんと謝罪が出来て、清家は嬉しゅうございます」
涙を泣かしながら満月の頭を撫でると満月はよしっと言ってまた、白夜の前に戻ってきた
白夜「うむ」
そして、清家と同じように頭を撫でる
満月は満足したようににっこりと笑った
平子「み〜つ〜き〜！！パパは！？パパもかっこよかったやろ〜！？！？
パパも王子様みたいにかっこよかったやろ〜！！！」
満月「きゃー！！パパお酒臭い！」
満月の愛らしさに平子はぎゅうぎゅうと満月を抱きしめるが
浴びるように酒を呑んでいた平子の顔を押し返して
今だ、満月と同じ目線にいる白夜の首に抱きついた
満月「パパはママの王子様でしょ！？」
平子「ううっ、娘が反抗期や！何でそんな白夜坊に懐いてんねん！狡い！
そりゃ、ママはパパのお姫様やけども！！！」
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月。(プロフ) - umaguさん» ありがとうございます。アニメBLEACHが続いて新たに目に止めてくださる方もいて、嬉しいです。長い小説ですが全部見頂けて嬉しいですありがとうございました！ (11月25日 0時) (
レス) id: e594d45068 (このIDを非表示/違反報告)
umagu(プロフ) - 魅力的な作品に引き込まれ時には涙しながら見させていただきました。素敵な作品でした。ありがとうございました😌 (9月22日 18時) (レス) @page11 id: 4d8aeac2a6 (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - かほりさん» こんにちは。コメントありがとうございます^^楽しんで頂けて良かったです。 (2020年4月22日 10時) (レス) id: 77f51753aa (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - → そして特に私の中で嬉しかったことがあるのですが、BLEACHの小説で藍染死闘後のお話は案外少なく、私自身復隊後の平子とのお話を読める作品がないのかと探していたので、復隊後からの話がきちんとありすごく嬉しかったです！完結お疲れ様です。とても楽しめました！ (2020年4月15日 16時) (レス) id: a3e961a68a (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - 初めまして、静かな悪魔から最終章まで月。様の小説を読ませてもらった読者です。平子真子が大好きで検索して1ページ目に貴方様の作品があり読み始めたのがきっかけですが、愛されている主人公や平子との絡み、物語が凄く魅力で作品にすぐ引き込まれました。→ (2020年4月15日 16時) (レス) id: a3e961a68a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年12月27日 17時
