月のお姫様2【BLEACH】完

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ひよ里「おいはげ〜！ウチのグラスが空やぞ！酒をつがんか〜〜！」

リサ「せやせやー！酒がたりんてへんぞー！くるみ！」


「誰だ、こんなになるまで呑ませたのは！てか早いだろ」

平子「誰がハゲじゃ！」


元、仮面の集団である
ひよ里やリサ達の席では既に何本もの酒の瓶が空になっており
拳西や、白も顔を真っ赤にしていた


白「あ〜ん！くるみん！今日の式とってもよかったよ〜！ほんっと可愛かった！
しんずぃ〜に勿体ないくらいかわいかった！」

「あ、ありがとうっ、て…皆酔っぱらいすぎじゃない？」


ふらふらと立ち上がりくるみに抱きついて来た白を受け止めて、辺りを見れば
皆口を揃えて、真子には勿体ないと口々にしていた


平子「なーーーに！いっとんねん！俺ほどくるみにふさわしい男がどこにおるねん！」

拳西「朽木とか？」

ラブ「以外と喜助とかも？」

ひよ里「いやいや、猫ババァが一番しっくりきとったで！」

「猫ﾊﾞﾊﾞｱなんていって…夜一さんにまた引っかかれるよ？」

平子「あぁ、夜一のやつ…ほんまにかっこよかった…男の俺が見てもかっこよかったわ、あのエスコートは！」

ハッチ「そう言えば、夜一さんも浦原さんもいらっしゃいませんね？」

「あぁ〜誘ったんだけど、こう言うのは若いもんだけでやれって
白神神社のかたずけして帰るって言われちゃってさ」


残念っと言ったくるみはふと夜一のタキシード姿を思い浮かべる
凛々しく美しい夜一にまだポカポカと顔を熱くする


リサ「一番のライバルは夜一やぞ真子」

平子「んな訳あるか！」

「そうそう、夜一さんは
時に猫であり、師匠であり、仲間であり


私の親みたいなものなんだから！」


そう言ったくるみの表情はとても嬉そうで
くるみの言葉にストンと府に落ちる


ハッチ「ほっほっ。えぇそうですネ
その間柄が二人にはとても良くお似合いです」

平子「ほんなら俺のお母さんでもある？」

ひよ里「やっぱりババァやん！ワッハッハ！」


飲み過ぎ無いようにねと言ってくるみはその場を離れた


リサ「何や、ひよ里…泣いとんのか？」

ひよ里「っ、泣いてへんわ！ちょっと目にごみが入ったんや！」

白「ひより〜ん！センチメンタルなの？寂しいの？」

リサと白に茶化されたひよ里はごしごしと目をこすってキッと眉をつり上げた


ひよ里「嬉しいだけや！くるみと真子が幸せになって！」

ひよ里の言葉にそうだねと言って
二人にかんぱーいと、また強いお酒を一気に飲み干した

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