☆誰にも言えない私の秘密 (ページ35)

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鍋と花火ページ35

ライブから1ヶ月。

今日はメンバーで鍋をするから

Aも来いと強制的に

ひろ兄ちゃんに連行されてやってきたのは

海沿いの一軒の家。

「ここ誰の家？」

北山「借りてんだよ、事務所がな。よくここで撮影したりすんの。今日は鍋パーティーだぜ」

「なんで私まで…」

北山「仕方ねぇだろ、メンバーからの指名なんだから」

「指名？」

私指名されたの？誰に？

北山「メンバーみんながAも連れて来いって言うから」

「…なんで？」

北山「それはこっちが聞きたいっつーの。とにかく入るぞ」

ひろ兄ちゃんの後について行くと

もう部屋の中ではお鍋がコトコト煮立っていた。

横尾「あ、Aちゃんいらっしゃい」

二階堂「お、来たねー」

千賀「Aちゃん久しぶり～！」

「こんばんは」

北山「たまはまだ着いてねぇんだな」

宮田「今向かってるってさっき連絡あったよ～」

「あれ、藤ヶ谷さんは？」

よく見渡せば藤ヶ谷さんの姿が見えない。

横尾「太輔は今日早朝から仕事だったからちょっと上で寝てるよ」

北山「たまが来てから起こしてやればいいよ」

千賀「よーしそれまでにか！ゲームしようぜー」

二階堂「おう！望むところだ！」

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