弐の刻 ページ3
「本当高いところ好きだよな、ダテちゃん」
「このようなくだらない娯楽を楽しむ愚民どもを見るのに良い場所だからな。」
ダテちゃん、と呼ばれたその人は、こちらへ歩いてきた。
「やはり良い眼をしている。信念が宿っているな」
『あ、あの……!君は__』
直人からもこんな人がいるだなんて聞いていない。
せめて誰なのかは聞いておかないと。
「__そうだったな。タケミっち、だったな。
俺は純黒の堕天使、ブラックフォールンエンジェルだ。」
……ぶ、ぶらっくふぉーるんえんじぇる…?
この人、やっぱり厨二病だ。
格好といい、喋り方といい、名前といい、厨二病の要素ばかりだ。
「ダテ、お前人間の方の名前言わねえとタケミっち困惑してんぞ。」
「フッ……やはり人間界では人間界の名を使うべきだな。
この世界での名前は菅原Aだ。」
菅原A……やっぱり聞いたことない。
十二年後の東卍にもいなかったし、途中で不良の道をやめたのか?
「しかしタケミっちよ。
この度は我々の者が迷惑をかけたな。俺もタケミッチの
『えっ、いや、そんなこと無いですよ!えっと……菅原君、だから顔を上げてください』
「……感謝する。
タケミっち、良ければ俺と友の契約を結ばないか?」
「契約……はい。」
謝ってきたり、ちゃんと聞いたり、菅原君って意外としっかりしてる人なのか?
そんな疑問と菅原君で隠れて見えづらかったけど、明らかにキヨマサ君はボコボコにされていた。
佐野万次郎は蹴り一発でキヨマサ君を気絶させていた。
「さて、帰ろっか。ケンチン、ダテちゃん」
「お前らも解散しろよー」
「面白いものが見れたな。友よ、また会おう。」
去り際に菅原君は消毒と絆創膏をくれた。
_________________
side男主
『東卍の名は少し下がってしまったかもしれないが……良き友を見つけられただろう?』
「ダテちゃん昨日連絡しても返事なかったし、部活かなーって思ってたけどタケミっちと会ってたんだ?」
『見ていた、という表現が正しいな。タケミっちの
タケミッチに、何か惹かれるものがあった。
あやつの……信念か。
『フッ…………マイキー、ドラケンよ。この出会いは
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皇 - コメント失礼します!すごく面白いです!話の内容もわかりやすくて、自分の好みでした!このような面白い作品をつくってくださりありがとう御座いますm(_ _)mこれからも応援しています! (2022年1月20日 21時) (レス) id: 1473541b99 (このIDを非表示/違反報告)
Makua*ぼっち - 続編おめでとうございます!続編楽しみに待ってます! (2022年1月19日 20時) (レス) @page43 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
Makua*ぼっち - すごく面白いですww厨二病主人公大好きなのでこの小説を作ってくださりありがとうございます!更新頑張ってください!応援しています\\\\٩( 'ω' )و //// (2022年1月14日 16時) (レス) @page38 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - ダテちゃん可愛いww (2022年1月13日 19時) (レス) @page3 id: 3fca84560f (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - っっっ…ブフォwww!いやもう笑う要素ありすぎて…w主視点ダメだこれ…www (2021年12月22日 16時) (レス) @page19 id: aa46f024f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白崎 | 作成日時:2021年10月24日 11時