【うたプリ】二次元へトリップしたようです…！

22 翔君 ページ26

なんで…翔君が……？

伊)いっ…

軽く尻餅をつく伊藤君…

それに比べ私は翔君に肩を抱かれてる

翔)お前…今Aに何しようとしやがった…

私の角度からは表情は見えないけど
声のトーンからして、凄く怒ってるんだと言う事は確認できた…

伊)別になんもしてないよっ…！
翔)んじゃとっとと消えろ…
伊)っ…

伊藤君は舌打ちをしながら¨またね！¨
と言いながら教室を後にした…

翔)…あっ
あ)……、

翔君は少し悲しそうにしながら私の方を向いた

翔)…その、邪魔して悪かったな…
あ)っ…ううん！助けてくれて、その、ありがと//
翔)っ……別に、気を付けろよ…？

¨お前モテんだから¨なんてお世辞を言いながら
私の頭を撫でてくれる手は、少し懐かしい感じがした…

あ)そんなことないよ…本当にありがとう(にこっ
翔)…気にすんなよ！ほら、委員会始まんぞ？

¨あっ、やばっ…翔君ありがとね！¨

私がそう言うと¨おう。また後でな？¨
なんて言いながら微笑む翔君を確認し教室をでた

ーー…

そして会議室へ…

あ)あのっ…
音)！A！
あ)ごめ、もう始まってた…？

黒板のところには先輩たちや生徒会長などがいて
私は内心焦りながらも音也の隣へ…

音)ギリギリセーフだよっ！
あ)よかったぁ…

私はそれを聞き安心しやっと椅子に腰を降ろした

それにしても…

あ)…ねぇ音也？
音)ん？どうしたの？
あ)変なこと聞くようだけどさ…？翔君って…
先)えぇ、では委員会を始めるので出欠の確認を…

私が話かけると先生に遮られてしまった…

音)ごめん、後で聞くよ(こそっ
あ)ううん、ごめんね(こそっ

私たちはこそこそっと話を聞きながら度々話し合ってたｗ

『sing.止まぬ雨もsong.明けぬ夜も春夏秋冬ないから−−』

会議中に聞き覚えのある人の歌が流れた…

あ)…翔君の声に似てるね

私はそう音也に話しかけた

先)誰ですか？早くとめてくださーい
音)ねぇ、Aの鞄からじゃない…？
あ)えっ…

言われてみるとそうだった…
でも、私はこの歌を知らない…はず。

私は急いで携帯を取り出しマナーにして
こっそりと内容を確かめた…

あ)あっ……

その宛先は翔君からで、何でアドレスを…？
なんて思考を廻らせる前にマジloveを歌っている
一部であろうムービーが画面に流れていた…

音)っ…これ。
あ)え、なんで翔ちゃんが…？私こんな子知らない…いっ…

そう言った途端に頭痛が走り頭を抑えた…

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