村と視線 ページ6
「エクソシスト様が到着されたぞ!」
『(なんか今日は到着が随分早いわね)……ん?』
「……!A…」
『(……なるほど)お疲れ様です。エクソシスト様。』
「…名前(ボソッ」
仕事中だからね。しょうがないよね。
隊長が代表して探索結果を報告する。
「…報告します。今回の調査では、目立った怪異現象は見られませんでした。しかし、人の手が加えられた形跡が発見されました。」
「…人の手だと?」
「はい。その件についてはAの方から報告します。」
『はい。簡単なものですが罠を発見しました。触れると音が鳴る仕組みのものです。AKUMAに罠を仕掛けるほどの知能はないかと。』
「チッ…俺は保護はしない。するなら勝手にしろ。イノセンスは」
『現段階では見当たりませんでした』
「AKUMAは」
「それは私から。…ファインダーは森から村を見ていましたが、民家の方で目撃情報が」
「…なら俺は村の方に向かう。ファインダーを1人寄越せ(じーー)」
ガン見されてんな〜〜〜
ナチュラルだと思ってたけど態度に出やすい人なのかな??他の隊員も(はよ行け…)て感じでこっちみてくるし
『………私が同行します』
「(フンスッ)」
ホァ〜〜〜〜〜〜〜〜(クソデカため息)
「では、お気をつけて。A、犬はこっちで面倒見ておくから置いてけ」
『了解しました』
「わんっ」
聞き分けのいい子で助かる
きっと天才なんだなこのわんこは
「おい…そろそろ行くぞ(犬だ)」
『はっ』
ーーーーーーーー
村の中心部に来たAと神田
寂れた街の中に若干の人の気配を感じ、不気味な雰囲気が漂っている
『(相変わらず気味が悪い…)』
姿は見えないのに気配は感じる…そんなただならぬ空気の中、Aは微かな違和感を覚えるのであった。
『…神田。』
「なんだ」
『こっち見ないで』
「見てない。任務に集中しろ」
『………』
「(チラッ)」
『……ハァ〜〜……』
ふざけてる場合じゃない。ホントに集中せねば。
ーーーーーー
神田と村を歩き回ると、小高い丘に1件の家がたっているのを見つけた。平屋になっているその家は、今にも崩れそうなほどボロボロだった。
家の周りを二手に別れて散策していると、古くなった犬小屋と、千切れたリードを見つけた。
『さっきの犬のかな…』
どうやらさっき保護した犬は、この家の飼い犬だったようだ。
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neko - 続きめっさか気になります!!更新待ってます、いつまでも (2月20日 12時) (レス) @page7 id: d4178cfc98 (このIDを非表示/違反報告)
ozだぁ〜 - 神田ユウ様ァ〜!! (2021年5月4日 23時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年10月10日 8時) (レス) id: b085d94187 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LaLa | 作成日時:2019年8月17日 2時