第6話 リロード ページ7
また次の日
A「読めない・・・、」
私は神代レイの本と格闘していた
考えてみてほしい、まず紙がありえないほど茶色い、コーヒーをぶちまけたみたい
そして文字がアリのように小さい、当然指でつまんでも拡大できたりはしない
部屋をめいっぱい明るくして、太陽の光も借りて、
ネックフォンの拡大鏡アプリを通せばなんとか読めなくもないけど・・・、
A「(たすけて〜！あんずちゃ〜ん！)」
めんどくさくなって、"無理"な気持ちをあんずちゃんにエモシェアした
あんず『どうしたの？』
A『紙の本 読み方 検索』
あんず『あー、やっぱり難しそう？』
少しの間があって、それから続けてアプリのリンクが送られてきた
あんず『こういうの使ってみたら？』
なになに・・・、
"紙本スキャナー"？
説明を見ると、このアプリをONにしてから紙の本をパラパラめくっていくと、
カメラを通じてその本を自動で電子書籍にしてくれるみたい
えっこれじゃん！これが必要だったんだよ！
A『使ってみる！さすがあんずちゃん♡』
返事の代わりにエモシェアが来たので開いた
眠い・・・、ああ、起こしてごめんね
それはそうと、さっそくやってみよう
アプリを入れて起動すると、視界にマークが出て本を探し始めた
本を手に持って表紙を自分に向けると、スキャン開始のボタンが現れる
よーし、スタート！
ページ全体が見えるようにしながら、パラパラめくっていく
おお、どんどんスキャン完了になっていく・・・、
ものの数分で、全部のページをスキャンし終えた
ちゃんと読み取れてるかな？
出来上がった電子書籍を開くと・・・、
A「できてる！」
文字だかゴミだかわからなかったものが、ちゃんと読めるものになってる
もちろん拡大縮小もマーキングも自由自在だ
これでやっと本題に入れる
なになに・・・、
『本書では、まず筆者の定義するデザイン概論を述べる。次にフューチャリングガールの代表的なコーデの詳細な説明を通じて、それらをどのように機能させるかについての具体的なソリューションを提案していく』
うっ、前書きからして難しそう
でも頑張って読まないと
私はベッドに飛び込んで、枕を抱きかかえてからページをめくり始めた
第7話 What is the "Design"?→←第5話 森のお宝
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きらるり(プロフ) - 紅妃さん» 初めまして！コメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*) そう言って貰えて嬉しいです、更新頑張ります！ (2018年5月18日 18時) (
レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 初めまして、つい最近この作品を見つけ、第1巻から読ませていただきました。とっっても面白いです！展開のテンポもよく、先が気になります。これからも応援しています^ ^ (2018年5月18日 12時) (レス) id: d4608e4b4b (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆゆゆさん» こっちでもコメントありがとうございます！もうすぐ次章を更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年5月14日 8時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 続編ありがとうございます！ 主人公とあんずちゃんとアヤメちゃんの続きの物語が読めてとても嬉しいです。これからも更新頑張ってください。応援してます！ (2018年5月13日 23時) (レス) id: 361e2104ee (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かほさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて私も嬉しいです！しばらくはマメに更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年4月8日 22時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2018年4月8日 14時
