第2話 きっかけ ページ3
そして迎えた夏休み初日
色々あるけど初日は絶対ダラダラするって決めてるの
私は遅い朝ご飯を適当に片付けると、自分の部屋でベットに飛び込んだ
あぁ〜もう何もしたくない・・・、
ネックフォンのゲームアプリを起動する
誰か遊んでないかなー
あっ、あんずちゃんが「スプラトゥイーン14」でオンラインだ
私も買ったけどアイカツを始めてからはしばらく遊んでない
よし、これにしよ
ゲームモードをON
すると視界が一瞬暗くなって・・・、
☆★☆
目を開けるとそこはゲームの中ってわけ
ちょっとした広場にたくさんの人が集まっている
人っていうか、全体的にイカっぽいんだけど
これはそういうゲームなのだ
自分の身体を見下ろす
私もイカっぽい生き物に姿が変わっている
『この時間のレギュラーマッチは、"ウミユリ鉄道"、"ニボシ第二発電所"！』
空にはゲーム内ニュースが映し出されている
好きなステージだ、ナイス
広場をスタスタ歩きだす
現実の私は、ベットの上で眠ったように動かないのだけど
あんずちゃんもきっと、自分の家で寝転がっているはずだ
でもここに来れば会える、それが2116年のゲーム
A「あんずちゃんはバトル中か・・・、一応通話入れてみよっと」
私はあんずちゃんに優先度：低で通話を入れた
余裕があれば出てくれるはず
あんず『もしもし？』
A「あっおはよう！次私も入っていい？」
☆★☆
結局・・・、
お昼まで遊んで、11勝4敗
久しぶりにしてはなかなかだと思う
あんず「結構やるじゃん、こういうのやらない方だと思ってた」
A「あんずちゃんこそゲームとかやらないと思ってたのに」
あんずちゃんがイカっぽい姿でクスクス笑う
ゲームの中の見た目は好きな風に変えられるのに、
わざわざ自分に似せて作るところはあんずちゃんっぽいけど
あんず「あ、私ギア見てくね」
A「じゃあ私も」
このゲームは見た目だけじゃなくて、着る服や靴も選べるの
それによって武器の性能も変わったりするからファッションは結構重要なんだけど・・・、
A「うーん、微妙」
あんず「私も今日のは微妙かな」
A「これとかもうちょっと色が薄ければなあ」
何気なく呟いた私の肩を、あんずちゃんは唐突に叩いて言った
あんず「ねえ、宿題なにするか決めた？」
A「え？まだだけど」
あんず「Aちゃん、ドレスデザインやってみたら？」
は？
A「え？」
えぇぇぇええええ〜〜〜〜〜〜！？
第3話 私の才能？→←第4章 ハピサマ☆バケーション 第1話 太陽の季節
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きらるり(プロフ) - 紅妃さん» 初めまして！コメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*) そう言って貰えて嬉しいです、更新頑張ります！ (2018年5月18日 18時) (
レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 初めまして、つい最近この作品を見つけ、第1巻から読ませていただきました。とっっても面白いです！展開のテンポもよく、先が気になります。これからも応援しています^ ^ (2018年5月18日 12時) (レス) id: d4608e4b4b (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆゆゆさん» こっちでもコメントありがとうございます！もうすぐ次章を更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年5月14日 8時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 続編ありがとうございます！ 主人公とあんずちゃんとアヤメちゃんの続きの物語が読めてとても嬉しいです。これからも更新頑張ってください。応援してます！ (2018年5月13日 23時) (レス) id: 361e2104ee (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かほさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて私も嬉しいです！しばらくはマメに更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年4月8日 22時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2018年4月8日 14時
