第3話 ジャンプ ページ28
ネックフォンで調べものをするのは簡単
まず知りたいことを思い浮かべる・・・、
すると視界の下のほうに「検索」というボタンが浮かんでくるので
それを見ながら「しよう」と"思う"だけ
A「シェアするね」
私たちの前に、半透明の板が広がった
検索結果が書かれている
普段は本人にしか見えないけど、見せたいと思う相手には見えるようにもできる
『アイカツシステム用の学生証を作っていたのは、×××株式会社。20xx年にアイカツからは事業撤退、以後親会社のXXXに吸収・・・』
A「事業撤退ってなに？」
あんず「倒産じゃないけど、作るのをやめちゃうこと。まあアイカツがなくなれば当然ね」
じゃあ今はもう存在しないってことじゃん
あーあ、やっぱり無理か・・・、
私はがっかりした気持ちをあんずちゃんにエモシェアした
あんず「ちょっと、諦めるのは早いわ。吸収合併したってことは、働いてた人はクビになってないってこと」
A「つまり？」
あんず「このXXXって会社は、まだあるみたい。設計図とかが残ってるかも！ママに言って連絡してもらお？」
なるほど！うーん、さすが理事長の娘・・・、
いや、絶対に諦めないその心の輝きは、アイドルだからだ
私も見習わないと・・・、
視界にテレチャが開いた
私とあんずちゃん、そして理事長
あんず『ママ！アイカツシステム用の学生証が欲しいの！』
理事長『学校でママはやめなさいったら』
A『作ってた会社はなくなっちゃったんだけど、XXXっていうところに設計図とか残ってるかもしれなくて』
理事長『わかったわ、私の方でも調べてみるから校長室に来なさい』
いきなりのお願いなのにこの返事
うーん、さすが理事長
っていうか、親バカ・・・？(笑)
☆★☆★☆
校長室
理事長「連絡は取れたわ。残念だけど、資料は何も残ってないそうよ」
A「そんな〜！？」
理事長「ただし、当時の社員のひとりと個人的に交友のある人がいたみたい。あなたたちの話をしたら、是非会ってお話したいって」
それって・・・、
理事長「地図を渡すから会ってきなさい。これが唯一の手がかりよ」
A「ありがとうございます！」
あんず「サンキュー、ママ♡」
理事長「だから学校でママはやめなさいったら！」
すごい！本当に可能性が残ってたなんて・・・！
私の胸はキラキラと高鳴った
私たちのアイカツは、学校の外へと飛び出し始めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリキャラ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かほ(プロフ) - きらるりさん» 本当ですか？！楽しみに待ってます！！ (2018年4月3日 8時) (
レス) id: c1e96e310d (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かほさん» わーっ、こんな昔の作品にコメントありがとうございます！本当に嬉しいです！ちょうど続きを書いているのでもうしばらくお待ちください (2018年4月2日 23時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - すごく面白かったです！更新待ってます！！ (2018年4月2日 23時) (レス) id: c1e96e310d (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆうきさん» ゆうきさんまだ見てますか？すごく経っちゃいましたけどあおいちゃん夢小説の連載を始めたのでよければコチラからどうぞ♪ http://uranai.nosv.org/u.php/novel/krrr_aikatsu11/ (2016年8月3日 23時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆゆゆさん» 丁寧なコメントありがとうございます！その辺は意識して書いたので伝わって本当に嬉しいです！首輪は支配のシンボルとして書いているのですが、じゃあ誰が支配者なの？みたいな・・・、とにかく読み取っていただけて感動しました！本当にありがとうございました！ (2016年5月2日 17時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2016年3月20日 12時
