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▽File.00 ページ1

女性「キャ――ッ!!ひったくりよ!!!」

犯人「テメェらそこ退け――ッ!!!」



黄瀬「ッソ!こんなに人が多いんじゃ追いつこうにも追いつけないっスよ!!」

黒子「はぁ、はぁ……っ」

黄瀬「ちょ、黒子っち!?大丈夫スか!?」

黒子「ぼ、僕の事は、お気になさらず……ハァ、それより…早く追って……!」

黄瀬「…了解っス!アイツは俺に任せて、黒子っちはここで休んでて!って…しまっ!?」

黒子「え?あっ…!」



犯人「テメェ!そこ退きやがれ!!」

??「っ!!?」

犯人「退かねーと刺すぞ!!」

??「なっ……」



黒子「ナイフを隠し持ってたんですか!」

黄瀬「やばい!つーかあの人なんで逃げないんですか!」

黒子「恐怖で足が動かないなんてよくある事です!」

黄瀬「早く取り押さえないと……」



犯人「退けっつってんだろ!!」

??「っ…ふ」

犯人「あ…?」

??「うぉりゃァァッ!!!」

犯人「〜っ!!?」



黒子・黄瀬「え」



??「はァ……ッ!!!」

犯人「ぐぇっ!!?」



黒子「な…」

黄瀬「な、投げ飛ばした……!?」

黒子「あれは確か…柔道の投げ技…」

黄瀬「すごっ!!」

黒子「あ…か、感心してる場合じゃありません!現行犯であのひったくり犯を逮捕です!」

黄瀬「りょ、了解っス!」



??「ったく…ナメんなよ…?」

黄瀬「大丈夫っスか!?」

??「え?あ…警察…?」

黒子「はい。警視庁特別捜査一課の黒子と言います。こっちは黄瀬くん。」

黄瀬「どーもっス」

黒子「それより、お怪我はありませんか?」

??「あぁ、私なら大丈夫ですよ。ていうか、そっちの方が重症かと…」

黒子「え?」

黄瀬「気絶してるし、この男……」

黒子「…アナタ一体…」

??「ご、ごめんなさい、ナイフもって真正面から来たものですから、つい…」

黒子「は、はぁ…じゃなくて、アナタ何者ですか…」

??「っと、申し遅れました!私、





――今日からアナタたちと同じ、警視庁特別捜査一課に入る事になった、白崎Aと言います!」


黒子「え…え…?」

黄瀬「え―――っ!!?」

▼Setting.01→



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作者名:doughnut. | 作成日時:2013年11月5日 15時

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