5「親睦会?」 ページ6
甘い憂鬱の始まり。
5「親睦会?」
『・・・よし!』
会社にちょっと早く着いた。
でも、エントランスの前で入るのを手こずっていたから、
ちょうどいい時間になってしまった。
『は、入らなきゃ・・・』
?「邪魔だよボケ」
『キャ!?』
頭に鈍い痛み。
後ろを振り返ると、片眉を吊り上げている宮地先輩。
『お、おはようございます・・み・・・宮地先輩・・・。』
宮「・・・入り口で止まってんじゃねえよ。」
『す、すみません・・・。』
宮「ほら、入れよ。」
開けてくれる宮地先輩。
_______________________言ったら意識してくれんの?
_____________俺のこと。
頭から離れない言葉。
『(そりゃ、意識しないわけないよ・・・。)』
私にとって、恐くてぶっきらぼうでいじわるだった先輩。
信じきれないところもあるけど。
宮「あ、そうだ。お前、今日来るだろ?親睦会」
『親睦会?』
宮「ああ。新人連れて飲みに行くんだよ。」
『ああー・・・』
課長に言われたような・・・。
うっすらと覚えている。
宮「来ねえと轢く。」
『行きます(即答)。』
本当に恐い。
高尾君助けて。
そんなこんなで、オフィスについて席に座る。
宮「とりあえずこれ、やってみ。」
『は、はい。』
宮「分かんねえことは俺に聞け。」
『分かりました。』
さっそく仕事。
初めての仕事だけど、頑張るしかない。
『(よし、頑張るぞ。宮地先輩に聞かなくてもいいように、出来るだけ自分でなんとかしよう。)』
______。
________。
『んー・・・?』
問題が発生してしまった。
資料の中に分からない部分があったので、仕事が進まなくなてしまった。
チラッと向かいの机を見たら、宮地先輩は眉間に皺を寄せてPCと睨めっこ。
・・・・・・恐い。
・・・・・・・話しかけたくない。
たまたま隣の先輩が暇そうにしていた。
『あの、これってどうまとめれば良いですか?』
「ん?ああ、これはね・・・」
隣の席の先輩は丁寧に教えてくれた。
ああ良かった。
『ありがとうございます!あの、何かお礼に・・・』
「え、そんないいのに(笑)あ!じゃあ、給湯室でお茶淹れてきてくれる?」
『はい、喜んで!』
「(居酒屋かよwww)」
私は給湯室に向かった。
『隣が優しい先輩でよかった。』
宮「・・・・・・ッチ」
・
6「こっち向けよ。」→←4「お前と真ちゃんぐらいだろwww」
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小夜(プロフ) - 姉さん» ありがとうございます!頑張ります!!(;_;) (2016年1月22日 1時) (レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
姉 - 頑張ってください!応援してます! (2016年1月18日 19時) (レス) id: 6847b52a8f (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 羅虎さん» ありがとうございます!最近忙しくて中々更新出来ませんが、頑張ります( ;∀;) (2015年12月25日 18時) (レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
羅虎(プロフ) - こんばんは!宮地さん大好きなのでこれからも更新待ってます!! (2015年12月25日 0時) (レス) id: 1c137cc79e (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ユキさん» わー!!ホントだ!教えて下さってありがとうございます! (2015年10月25日 17時) (レス) id: 4d8dfad001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夜 | 作成日時:2015年7月1日 18時