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「昨日も、内心は憎んでおられたのでしょう、占領国皇子の俺を。
仇に腹を割って話せとは言えませんが、隠す必要もありません」
「…………
いや、別に隠してたわけじゃねーよ」
アリババさんはバツが悪そうに言う。
「無理をされずとも良い。それだけの事を煌帝国は貴国にした」
アリババさんはただ黙って白龍さんの言葉を聞いている。
「……あなたは、先の内乱で…………
愛する国民や、肉親や、友人を……
失くされたのではないのですか!?」
…………そう……アリババさんは…バルバッドで……大切な…大切な友人を失って………
今でこそ元気になったけれど、バルバッドの内乱の直後は、それこそご飯も喉を通らないくらいで見ていられなかった。
「ならばその仇の国と皇子を、
あなたは憎んでも構わない!」
……そうよね。
あんな気丈に振る舞っていたけど…実際はすごく恨んでいるし憎んでいるはず……
でも、アリババさんが言った言葉は、あまりに意外な言葉だった。
「………………いや……
憎まないよ。
そう決めたんだ!!」
その言葉に白龍さんはもちろん驚愕の表情を浮かべた。
私もすごく驚いていた。
アリババさんはそんな白龍さんの肩に手を置き、
「安心しろよ!白龍。お前を仇みたいに見たりしねー。
お前に何かされたわけじゃねーしな!」
アリババさんは恥ずかしそうに笑って続けた。
「腹だって割って話そうぜ。
すぐには無理でも…これからな!」
白龍さんは驚きすぎて何も言えない。
「アリババさん……」
あなたは……なんて広い心の持ち主なんでしょう。
私がもしアリババさんだったら…いくら白龍さんに何かされなくても、絶対憎んでいるわ……
「ねえ、Aさん、どうしたの?」
「…………えっ?あっ、ご、ごめんなさい、ちょっと考え事してしまって」
急にアラジンが大きな声を上げたのでそちらの方を見ると、
Aさんがアリババさんと白龍さんの様子を見つめていた。
その目にはうっすらと涙が溜まっていた。
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はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» 白龍かっこよかった(*´Д`*) (2013年2月19日 7時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» 楽しみにしてます! (2013年2月17日 22時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ていうか今日のマギ白龍きますね!wktk (2013年2月17日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» しかたないですよwwwジャーファル神だし!白龍も!! (2013年2月15日 17時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ああだめだ、どんどん話が変な方向に………()() (2013年2月15日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はにわ┗|∵|┓ | 作成日時:2013年2月6日 7時