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「灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール)!」

「アモンの剣!」

僕の出した炎と、アリババくんのアモンの剣とが混ざり合う。

僕の炎は瞬く間に、アリババくんのアモンの剣に吸収されてしまった。

「お前の魔法は全くきかねーなぁ〜」

アリババくんはにやりと笑って、「炎ごちそうさま」なんて言う。

「ずるいよアリババくん!」

僕の魔法は炎属性だから、同じ炎属性を持ったアモンの剣に叶うはずがないじゃないか……




僕はアリババくんとモルさんと一緒に鍛錬をしている。

っていっても、モルさんは重そうな石を腕に巻き付けて、1人で軽々と打ち込みをしているんだけど。

でも……モルさんはもうすでに十分強いんだけどね……




すると、


「鍛錬の最中に失礼します…」

「あっ」

アリババくんが声を上げた。

「君たちは………」


僕たちが振り返るとそこには、

白龍お兄さんとAお姉さんが立っていた。


「シンドバッド王の命を受けまして、御三方を捜しておりました」

「シンドバッドさんの!?」

アリババくんの問いかけに、白龍お兄さんはしっかりと頷く。

「命令って?」

僕が聞くと、白龍お兄さんはなぜか期待に満ちたような顔で、

「「三人の下に付いて共に行動し、彼らから学べ」と。


今日からどうか、よろしくお願いします」

「えっ?学ぶ?」

アリババくんが素っ頓狂な声を上げた。

「どういうことだい?」

僕がそう聞いたけど、白龍お兄さんはそれに答えることはなく、僕たちに握手を求めてきた。



アリババくんと握手する時、

白龍お兄さんの顔が険しくなった。



「……?」

「……あの、アラジンさん」

不意に後ろからした声に振り向くと、Aお姉さんだった。

Aお姉さんはにっこりと笑って、

「私もこれからよろしくお願いします」

僕に握手を求めてきた。



「うん、よろしくね、Aお姉さん!」


僕はAお姉さんと固い握手を交わした。





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はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» 白龍かっこよかった(*´Д`*) (2013年2月19日 7時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» 楽しみにしてます! (2013年2月17日 22時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ていうか今日のマギ白龍きますね!wktk (2013年2月17日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» しかたないですよwwwジャーファル神だし!白龍も!! (2013年2月15日 17時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ああだめだ、どんどん話が変な方向に………()() (2013年2月15日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はにわ┗|∵|┓ | 作成日時:2013年2月6日 7時

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