◇63 ページ15
・
・
・
・
・
「灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール)!」
「アモンの剣!」
僕の出した炎と、アリババくんのアモンの剣とが混ざり合う。
僕の炎は瞬く間に、アリババくんのアモンの剣に吸収されてしまった。
「お前の魔法は全くきかねーなぁ〜」
アリババくんはにやりと笑って、「炎ごちそうさま」なんて言う。
「ずるいよアリババくん!」
僕の魔法は炎属性だから、同じ炎属性を持ったアモンの剣に叶うはずがないじゃないか……
僕はアリババくんとモルさんと一緒に鍛錬をしている。
っていっても、モルさんは重そうな石を腕に巻き付けて、1人で軽々と打ち込みをしているんだけど。
でも……モルさんはもうすでに十分強いんだけどね……
すると、
「鍛錬の最中に失礼します…」
「あっ」
アリババくんが声を上げた。
「君たちは………」
僕たちが振り返るとそこには、
白龍お兄さんとAお姉さんが立っていた。
「シンドバッド王の命を受けまして、御三方を捜しておりました」
「シンドバッドさんの!?」
アリババくんの問いかけに、白龍お兄さんはしっかりと頷く。
「命令って?」
僕が聞くと、白龍お兄さんはなぜか期待に満ちたような顔で、
「「三人の下に付いて共に行動し、彼らから学べ」と。
今日からどうか、よろしくお願いします」
「えっ?学ぶ?」
アリババくんが素っ頓狂な声を上げた。
「どういうことだい?」
僕がそう聞いたけど、白龍お兄さんはそれに答えることはなく、僕たちに握手を求めてきた。
アリババくんと握手する時、
白龍お兄さんの顔が険しくなった。
「……?」
「……あの、アラジンさん」
不意に後ろからした声に振り向くと、Aお姉さんだった。
Aお姉さんはにっこりと笑って、
「私もこれからよろしくお願いします」
僕に握手を求めてきた。
「うん、よろしくね、Aお姉さん!」
僕はAお姉さんと固い握手を交わした。
・
・
・
・
・
ラッキーアイテム
革ベルト
24人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» 白龍かっこよかった(*´Д`*) (2013年2月19日 7時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» 楽しみにしてます! (2013年2月17日 22時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ていうか今日のマギ白龍きますね!wktk (2013年2月17日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
みっき(プロフ) - はにわ┗|∵|┓さん» しかたないですよwwwジャーファル神だし!白龍も!! (2013年2月15日 17時) (携帯から) (レス) id: bd2fa92f08 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ┗|∵|┓(プロフ) - みっきさん» ああだめだ、どんどん話が変な方向に………()() (2013年2月15日 12時) (携帯から) (レス) id: c5e7226a6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はにわ┗|∵|┓ | 作成日時:2013年2月6日 7時