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第5話 ページ6
章臣「…なに眉間にしわ寄せてるんですか」
『いや、久々にこういう所に居合わせたからソワソワする』
章臣「そういうことか」
私と登校したらよく遭遇しますよ、と頭を撫でられながら言われた
「え、隣の子だれ?」
「彼女とか?」
「嘘!でも学生っぽくない?」
なにかめんどくさい事になってるぞ
章臣「……A、一度前向いてきちんと座ってみてください」
そう言われてなんのことかと思いながら従った
すると
「あの制服夢ノ咲じゃん。生徒と登校してんじゃないの?」
「そういえば椚章臣って夢ノ咲の教師になったんだっけ?」
「あー。そーゆーことね」
なにやらいい方向に向かっているようだ
章臣「よし」
『頭いいね』
章臣「あなたには負けますけどね」
『えへ』
章臣「否定ぐらいしなさいよ」
褒められて悪い気はしないよと返事をしている間に、夢ノ咲学院前に着いた
章臣「あぁ。降りましょう」
そう促され席から腰を上げた
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作者名:イチノセ | 作成日時:2020年3月3日 22時