検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:13,914 hit

第5話 ページ6

章臣「…なに眉間にしわ寄せてるんですか」

『いや、久々にこういう所に居合わせたからソワソワする』

章臣「そういうことか」



私と登校したらよく遭遇しますよ、と頭を撫でられながら言われた



「え、隣の子だれ?」

「彼女とか?」

「嘘!でも学生っぽくない?」



なにかめんどくさい事になってるぞ



章臣「……A、一度前向いてきちんと座ってみてください」


そう言われてなんのことかと思いながら従った

すると



「あの制服夢ノ咲じゃん。生徒と登校してんじゃないの?」

「そういえば椚章臣って夢ノ咲の教師になったんだっけ?」

「あー。そーゆーことね」



なにやらいい方向に向かっているようだ



章臣「よし」

『頭いいね』

章臣「あなたには負けますけどね」

『えへ』

章臣「否定ぐらいしなさいよ」



褒められて悪い気はしないよと返事をしている間に、夢ノ咲学院前に着いた


章臣「あぁ。降りましょう」


そう促され席から腰を上げた

第6話→←第4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イチノセ | 作成日時:2020年3月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。