［黒バス］+【ギャグホラー】目が覚めたら神がいて、2次元にトリップさせられました。 (ページ20)

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第18話この世界の秘密ページ20

.....まるで、「ようやく気付いたんだね」とでも言うように。

？「あはは、まあ嘘だと思って当然だよね！だって
、ちゃんと脈もあるし生きていて、足が地に着いていて物も触れる。それなのにここが存在しないなんて...そんなの嘘だ！って思うよね」

ちらっと彼が、また私のことを見る。

彼が今話したことは.....全て私の考えだ。彼に「この学校は存在しないんだ！」と言われた時に私が心の中で考えたことなのだ。

...どうやら彼は、勘がいいのではなく、相手の心が読めるらしい。

黄「でっでも...「俺達を閉じ込める為の嘘って事もあるじゃないッスか！ ...とか言うんでしょ？」え...」

黄瀬は驚いたまま、何も言い返せずにいた。

当たり前だ。考えていたことを全て言われたのだから

優「へえ.....本当に嘘じゃないの？」

？「当たり前だよ！嘘をついても僕の方にメリットはないからね。それに...この世界があるとしたら、相当おかしな話さ。ゾンビが出てくる世界なんて、あったら困るでしょ？」

確かにその通りだ。ここが本当にあったならこの世界では今、ゾンビが出たと大騒ぎになっているはずだ。

青「...その理屈からいくと、ここのゾンビも存在しないってことになるが」

？「そうだよ。ここである程度信じていいのは、動いて喋って生きている正常な人間のみだからね」

A「じゃあ、この存在しない世界になぜ私達はいるんですか」

正直2次元の世界に何故私が来ているかもわからないが...

？「ああ、この世界は幻覚みたいなものだよ」

A「...幻覚？」

？「この廃校の周りには幻覚を見る薬がまいてあってね、廃校さえ出ちゃえば幻覚状態は消えるんだけど.....肝心の玄関の鍵が、ね」

A「なるほど.....そこまで詳しく教えるって事は、貴方は私達を殺そうとしてるわけじゃないんですか？」

もし、この人が私達をこの館から出そうとしないのなら...こんなに詳しく館の事をを教えてくれないだろう。

？「まあ、ボクは殺すつもりはないかな。彼の気分が変わったらその時は手出しちゃうかもね...」

彼？僕「は」？ .....もしかして、この人はボスみたいな立ち位置じゃないんじゃないか。

誰かの手下で、他にも何人か仲間がいる...？確かに、これだけの事を一人でやるのは辛いものがあるだろう...