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第12話 提案 ページ14

黄「黒子っちもいたんスねぇ…!俺達意外にも人がいるとは思わなかったッス、しかも知り合いだなんて」




青「もしかしたら他の奴らもいるかもな!」




...少し希望が見えてきたかもしれない。人数が多い方が戦闘も有利だし。



A「忘れてはいけないのは、ゾンビなどの敵と戦う事が目的ではないことです。なるべく自分から敵に突っ込んでいく事はしないで、無理な戦闘は避けましょう。この廃校から脱出することが目的ですから」



優「そうだね、さっさと手がかり見つけてこんな廃校、脱出しちゃおっか」




しかし、ドアを開ける鍵どころか出口さえも見つかっていない。
まずここ、出口あるのかな…皆気がついたらここにいた、と言っているからこの廃校に入った記憶は無いわけだし




A「...とりあえずこの部屋を出ましょう、ここでずっと待っていても、誰かが来る可能性は低いです」




黄「そうッスね、とりあえず何がどこにあるか把握することも必要っス」




青「あー、戦闘?とか言ってたけど武器もねぇから拳でいいよな?」



A「素手はやめた方がいいです。手汚れますよ」



青「別に手汚れるくらいいいだろ、洗えばいいし」



A「洗っても落ちないくらい強烈な臭いです。手はベタつくし腐ってるような臭いします。あれ石鹸で洗っても臭い落ちないんですよ。」

本当、あれは臭かった。手についたわけじゃないけど武器が臭かった。



黄「そんなに臭い落ちないんスか?」



A「臭いどころか汚れも落ちません、ベッタベタですよ.....例えるならカメムシを踏んだ時位臭い落ちないかな...まだカメムシの方が全然臭いキツくないけど」



青「わかりやすいようなわかりにくいような例えだな。.....その口ぶりからして、カメムシ踏んだことあるのか」




A「...2回ほど、素足で踏みました。踏んだ覚えはないんですけどね」




青「...なんか、すまん...」



A「いえ...私こそなんかすみません...

っと、話が脱線しました、すみません。とりあえず素手は後々大変なことになるので、最悪棒や鋏でもいいんで、なにか防御できる物を持っていきましょう」

過去にもナイフだのストックだの見つかったから、何かあるはずだ。

最悪無くても電源コードさえあれば振り回せそうだし



優「普段話脱線しまくりなのに、いつになくまともだね」



A「...うるさい」

こんなアニメキャラが目の前にいたら猫かぶりたくなるわ...

第13話 武器探し 2→←第11話 彼



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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時

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