第1話 物語の始まり ページ2
A「好きなアニメキャラと同じ空間にいる。 かな」
神「へぇ、本当にそれでいいの?」
A「勿論」
自称神が怪しげに聞く。本当になんなんだこの夢は...
神「夢じゃないよ」
A「え?」
心を読まれた...?
神「いつかわかるよ。あ、話を戻すね!二次元の世界に行くと自分の設定が少し変わるけど、それでも大丈夫?」
設定?何を言っているのだろう…...考えるのが面倒になってきた。もうどうでもいい。どうせ夢だ。
そう自分に言い聞かせた。
A「いいよ、ところで設定ってどんなものが変わるの?」
神「うーん...服装かな、今よりもうちょっと品があ.....いや、なんでもないよ!!」
今より品があるんじゃない?と言われたような気がして、心にきた...
A「そう。ならいい。さっさとその世界へ行かせて」
先程の言葉で少しイラッときて、態度を冷たくした。しかし神は、表情一つ変えずニコニコしながら言った
神「それでは、1名様ごあんなーい!!楽しんできてね!!」
神の明るく怪しげな声を聞きながら、私の意 識 は 途 絶えた
____
A「...う、うう.....」
寝心地が悪い...それに、なにか生暖かいものが上から降ってきて.......
生暖かいもの?
A「...!え、ここどこ、え?なにこれ.....血?」
手を見ると掌が真っ赤に染まっていた。上から垂れてきている。
...私は何も考えずに上を見てしまった
A「えっ.....な、にあれ.....」
...やばい。目が合う前に逃げなきゃ...殺 される...っ!!
どこまで走ってきただろうか...
とりあえず状況を整理してみよう。
神になんて言われたっけ
...待 て よ
神は確か、『好きなキャラと同じ空間にいる』って言ってたよな。なんのアニメやゲームのキャラと同じ空間に とは言われてない。
見落としていた。
最近遊んだゲームでホラゲーが一つあった。多分それの要素が入っているだろう。
いや、そんなこと考えてる場合じゃないんだ。とりあえずこういう時は、そうだ、誰かを探すんだ
A「誰かー!誰かいませんか!!」
大声をあげそこら中を探し回る。
...しかし返事も無く、諦めかけたその時だった
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時