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第33話 青峰がいない ページ36

まあ黒子達とは自分が迷子になったみたいなものだけどさ...




黄「まあ青峰っちも探せば会えるはずッス...話戻すんスけど、どうやって壁壊すんスか?剣じゃ壊せそうにないッスけど.....」



A「...隣の部屋のドアから入ればいいんじゃないですか?壁は壊せそうにないですし.....」

なんとかバレないようにしなきゃ.....絶対優汰喋るだろうし...


優「隣の部屋のドア、開けた瞬間ゾンビいるよ。確認してきたし」



黄「え...!?こんな短時間で確認してきたんスか!?」



...チッ、もう確認済か...。優汰は昔から行動力あるからな...いい意味でも悪い意味でも



優「うん、外にいる時2人が話してる事盗み聞きしてたし。」


...盗み聞き??
待て.....やばいぞこの状況。まさか優汰、あのことも聞いて...


優「にしてもAったら猫被りだよね〜!!」


黄「え?」


...やっぱり…...うまく誤魔化さないと...


A「...なにが?」


優「あれー、とぼけるの?イケメンがいるからって弱いアピールかなぁ〜?僕って人がいるのにAったら...浮気?」


早く言いたいこと言えばいいのに...勿体ぶりやがって...


黄「えっえっ、どういうことッスか...??」



優「.....ねぇ、A。そこの壁なんて素手で壊せるでしょ?」





...やっぱりか。
今まで話したくなかったのだが...
私は怪力なのだ。


隠すことなくない?と思うかもしれないけど、相当力があるんだ。自分で言うのもなんだけど



小学校の頃、怪力すぎてゴリラとかバカにされるしもっと女子っぽくなったら?と言われてからこのことは隠している。

結構あの言葉、年頃の女の子なら傷つくんだから...



.....とまあ、回想は置いておいて...まずは優汰をなんとかしないと。これで怪力な事がバレて黄瀬に引かれたら私病んじゃう




A「.....何のこと?」




優「まだとぼけるつもりなんだ。だーかーらー、直球に言うと「Aは怪力だから、そこの壁くらい壊せるよね?」って事だよ!」



黄「えっ、で、でも.....Aっち、力弱いって言ってたッスよね.....?」




優「そんなの嘘だって事だよ、女の子で怪力って言うのがコンプレックスだから言わなかっただけでしょ?ね、A」



.....さて。

ここで嘘をつくことも可能だが_下手に嘘をつけば嘘をついただけボロが出る



それにこのまま嘘をつき続けてもグダるだけだろう。

第34話 嘘→←第32話 血のついたもの



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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時

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