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「その依頼、引き受けられないネ」




サーモンピンクのその子がそう言った。




『......えっ?』




「ええ。神楽ちゃんの言うとおりです。


いくらお金を積まれても、その依頼はできません」





続けてメガネの人もそう言った。




叶えて欲しかったのに......




でも憤ることはなかった。



立ち上がって、二人の顔を見た。






『実現すればいいなと思ってたことだけど、......ありがとう。こんなこと喋ったの初対面でいないのに.....。


じゃあ.....』




そう言って、毛布を手早く畳むと礼をした。





「顔を上げるネ」




そう言われた。



パッと顔を上げると笑顔で見つめられた。





「しかも、どうしてそんなこと思ってたアルか?


私たち万事屋にできることがあれば、さっきのお願い以外聞いてやるヨ?」




『...っ!』






一瞬息が詰まった。






うれしい......





そう思った。でも....






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琥兎(プロフ) - ありがとうございます!更新頑張りますね! (2016年1月22日 7時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - はじめまして!面白いです!更新頑張ってください!! (2016年1月20日 23時) (レス) id: 2932caa4ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥兎 | 作成日時:2016年1月20日 22時

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