ドＳ上司vs毒舌部下 2nd【赤司 征十郎】

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「せーんぱい」


貴「なに？舞香ちゃん」

黒木「もう冷たいなぁっ」



へらへらしながら何気に突かれる腕は地味にいたい。

可愛らしい顔してこわいな。



黒木「もーう、征ちゃんの彼女やめてほしいとかおもってませんからー」



にっこにこしながらまた言う。

意味がわからない。

というか……知り合い、なの？



赤司「A、漢字違うからやり直し」

黒木「征ちゃん！」



赤司「舞香？」



目を丸くするとすぐに微笑む、赤司くん。



私にはないような柔らかさ。

仲がいいのかな。




私にもそうやって笑えばいいのに。




貴「……早く貸してください、やり直しますから」




手を差し出すとびっくりしたように私を見た。



ひどいな、ちゃんとやり直しますよ。

ナメられたもんだ←



黒木「仲悪いんですねぇ」←


貴/赤「「ですねぇ」」←





貴「早く」



中々資料を渡してくれない赤司くん。


なんなの。

早く帰りたいのに。





赤司「そんなバカ面するな、お前を離す気なんて更々無い」


貴「…え…」




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はっと見上げると視線がバッチリあって



なぜか、私は顔が熱くなった。

赤い顔を隠したくて赤司くんから資料を受け取ってミスを直し始めた。




やっぱり、死んでも嬉しいなんて言えないけど。





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