嫌い、大ッ嫌いなの ２【おそ松さん】

４５ ページ5

＊カラ松side＊



結局 何も聞けないまま教室に戻ってきた

おそ松の机に集まって話をする



「あの感じだったら話してくれねぇよなぁ」

「かもね」



どうしたら話してくれるのだろうか

あまり責めるのもよくない

悩むばかりだ

俺は本当にアイツを助けることが出来るのか……



「…ぃ……兄さん。カラ松兄さん！！」

「ｯ！と、トド松…どうした？」

「もう。ぼーっとしないでよね！スマホ、鳴ってるよ」



トド松が自身のスマホを指さしながら言う

ズボンに入っているスマホを取り出した

誰からだろうと思い、画面を見る



「え？ん？……は？」

「…何だよ」



思わず叫びそうになった

嘘だろ…？



「カラ松ぅ？何だった？」

「…これ」



スマホをbrother達の前に差し出した

すると目を大きく見開き、そして……



「「「マジで…？！」」」



クラスメイトの視線も気にならなかった

どうして俺にLINEをしてきたんだ…






如月

４６→←４４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す