15話 ページ15
結局その件については予備のタオルがあったのでタオルが使えない事は無かった。
そして今は練習後。
夜久さんと澤村さんに壁ドンみたいな状態にされてる。
この2人は私に対して罵声を浴びせてきた内の2人だ。
澤村「あれはどういう事なのかちゃんと話してくれないか？」
『………見たまんまです。私がやりました』
夜久「嘘つけ！！じゃあ黒尾が見せてきたあのメールは何だったんだよ？！」
………ん？
『え、え？』
澤村「……取り敢えず日向と黒尾の所行こうか」
私はミーティング用の会議室に連れていかれた。
『翔陽、クロ、どういう事？』
黒尾「やっぱり皆も知っといた方が良いかと思ってな……こっそり見せたんだよ」
日向「俺もそうしたんだけどちゃんと見えて無かった人も居たみたいで、その人達はお姉ちゃんの事只管信じようとしてたよ」
夜久「ほらな？お前の敵なんて精々藍沢くらいしか居ないんだ。だからどういうつもりなのか全部話せ」
……なんだ。ホントに嫌われてたとかじゃ無かったんだ。
『じゃあまず……私を貶して藍沢さんを持ち上げて欲しい』
そう言うとすぐ良い意味の罵声が飛んだ。
夜久「はぁ？！里美俺らの話聞いてたか？！」
日向「そうだよ！万が一怪我したらどうすんの？！」
『落ち着いてよ。そうすれば矛先は結衣より私に向かうかもしれないし、何より藍沢さんが調子に乗って迂闊な発言をすれば証拠がもっと残せる』
日向「っでも！」
『私は大丈夫だから。他の皆にも伝えてね』
私はそう言って会議室を出た。
……一応マネの皆には伝えて置こう。
私はMINEを開き、藍沢さん以外のマネにクロ達に伝えたのと同じ事を伝えた。
早く夕飯作りに行かないと。
『ごめん、遅れた』
清水「あ、だいじょ………っ、遅いよ。何してたの？」
谷地「い、幾ら何でもサボるのは駄目だと思い、ます」
『クロとか翔陽に呼び出されてたから……本当にごめん』
あぁ、早速皆実行してくれてるんだ。でも顔が歪んでる。気を使わなくていいのに……
そしてそれを見て誇らしげにしている藍沢さん。
『今すぐ手伝うから』
雀田「当たり前でしょ……っ、ごめん、やっぱ無理っﾎﾞｿｯ」ﾀﾞｯ
白福「あっ、かおりちゃん？！」
……耐えきれなかったみたい。何でそこまで私の事なんか気遣うんだろう。
取り敢えず早く夕飯作らなくちゃ。
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こーこ - 私は、赤葦、研磨、月島、国見、岩ちゃんなら捕まりに行きますね。最高でした！ (2019年8月3日 7時) (
レス) id: dc5bfe9060 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - 鬼ごっこ 研磨にだったら 自分から（捕まりに行きます）五七五 (2019年7月22日 20時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きさらぎ。 | 作成日時：2019年5月26日 11時
