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貴女side ページ12
風邪引いて御幸に看病してもらってた
お兄ちゃんに似たから
熱が出ると誰にでも甘えてしまうくせがある
ﾁｭ
よくわからなかったけど
私の唇には温かくて柔らかいものが触れていた
前を見ると御幸の顔がドアップであって
私にとって初めてのキスを御幸にされたらしい
「御幸？」
御)俺さ、Aのこと好きだわ
「へぇ？///// 御幸こそ熱あるんじゃ」
御)ねーよ！
「そっか」
御)こんな時でわりーんだけど、俺と付き合ってください。
「……うん」
御)いいのか？
「いいよ？でも、私、恋とかしたことないから」
御)わーてるよ
「それならいいや」
御)(ｷﾞｭｯ
恋はしたことないからよくわかんないけど
御幸といるとなんか安心する
これが恋なのかな
「御幸、これからもよろしくね////」
御)おう(ﾆｶｯ
「(ｷﾞｭｯ)」
御)(ｷﾞｭｯ
私の初恋、御幸に捧げます
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作者名：［konomi▲］ | 作成日時：2016年12月17日 22時
