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「 がってんでさぁ! 副長! あ、あれ嘘あっ! 」
「 いやあああっ! 」
あっ ああっ! 惜しい所で
滑って転けて避けられ避けれなかった
「 何しに出てきたんだ! 」
「 はははッ愚かなり真選組、とうっ! 」
運動神経が良く身軽
屋根の上を側転する度胸に筋肉量の多さ
本当何者だろう?
床の下にも地雷を仕掛けてあり 引っかかった
「 お! あれは! 」
空高く舞い上がり緩やかに落ちる布
そして地面から出て来た手に掴まれる布
「 甘いぞ!
全員の変態達が俺の帰りを待っているんだ
彼等の声が俺に力を与えてくれる……
お前達には聞こえるか、彼等の声が……! 」
罪を正当化する様な方の思考は分からないし
分かりたくも無い
故に声も聴こえないよ。
両立場の大将が考えなしに褌仮面に向かって行き
自爆。
「 フフフハハハッ
最後に笑うのはやっぱり俺 」
弱き者を踏み潰した立場でよくそんな事言えますね
本当
下着貰って喜んでいる方々も
牢獄行きでいいんじゃ無いんですか
『 女性の下着を……!
安易に触るんじゃありません!! 』
助走をつけ 間合いを詰めず上空へ飛び
脳天へと踵落とし
頭が地面に埋まってしまったけど関係ない
「 ウガァッ 」
『 何が最後に笑うのは俺。ですか?
法律的悪を正当化してる癖に
良くまぁ恥も無く言えますね
あ もしかして法律破ってる俺かっこいーっとか
思ってるんですか?
クソだせえから安心して下さいまし
聞いてますか変態 』
頭を踏み台にし
そこら中に転がっている地雷を踏まぬ様にする
『 例外も勿論あります。 けれど良く聞け
女性は男性の理想像から逃げずにいつも笑顔だ
その裏では血の滲む様な
努力を常日頃から積み重ねている
何故かって?
男性がそう理想し 女性に押し付けてしまう故
それを踏み躙る行為をする等 言語道断!! 』
「 俺は認めんぞぉ…! 」
『 認める認めないの問題じゃないんですよ
世の規則では犯罪、そして常識ではありません。
周りの人に迷惑かけたら何て言うんですか? 』
「 ……スミマ、セン…… 」
宜しい。
縄を持って捕らえようとした
あっ 気絶したら地面から出せないじゃないか
ふん
そんな心意気で妙さんを相手取るとは
馬鹿げた男です
「 ハルさぁぁん! 」
「 ハルゥゥ! ハルは最高の男ネ!! 」
「 私どうしようかしら!
嬉しくてどうにかなりそうだわ!! 」
『 へ… 』
最後の最後で爆発に巻き込まれた。
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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時