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武道「ドラケン君、天国ってどんなっスかね?」
龍宮寺「ハハ…テメェは地獄行きだよ。」
「こんばんは、花垣武道君。」
武道「!?さ、七種さん!?なんでここに…」
特攻服がAに"なんだてめぇ"だの"すっこんでろ"だの言っていたが、Aは無視して武道の所へ進んだ。
「辮髪さん、凄い血ですね。これ以上流したら死ぬんじゃないですか?」
龍宮寺「あ?」
赤石「テメェ邪魔だよ!女はすっこんで…いでででっ!!」
夏油「彼女に触らないでくれるかな。」
特攻服_赤石がAの肩を掴もうと手を伸ばすが、その手は夏油によって捻り上げられた。
「傑君、ちょっとその人たちうるさいから静かにさせといて。」
夏油「了解。」
夏油は返事をすると同時に、特攻服全員の首筋に手刀を落とし気絶させる。
「花垣武道君。キミのその負けるかもしれない相手にも折れない所、好きですよ。」
武道「えっ…」
「赤くならないで下さい。そういう意味じゃないので。」
武道「あ…はい…」
Aは武道から視線を離すと、龍宮寺を見た。
「彼、助けてあげましょうか?」
武道「え?」
「キミが望むなら、助けてあげます。」
龍宮寺「どういう意味だ。」
「言葉の通りです。」
ニコニコと笑うAに、龍宮寺は不信感を抱きながら武道を見た。
武道も戸惑った様子だった。
龍宮寺「一つ聞く。俺を助けてお前にメリットあんのか?」
「特に何も。ただの偽善活動です。」
思っていなかった返答に、龍宮寺はハッと笑う。
「ほら、早くしないと出血多量で死にますよ。」
武道「え、あ、お、お願いします!!」
「任せて下さい。」
そう言ってAは微笑むと、二人の額に指をトン、と当てる。
すると二人は一瞬にして夢の中へ落ちて行った。
二人が眠ったのを確認すると、Aは龍宮寺に反転術式を施した。
夏油「こっちの黒いのはどうする?」
「その辺に転がしとけばいいんじゃない?邪魔にならない程度に。」
夏油「しかしその辮髪君、凄い血まみれ。」
「これでまだ動こうとしてたんだから、精神力半端ないね。」
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子持ちししゃも(プロフ) - 七竈さん» コメントありがとうございます!ひぃひぃ言いながら読んで頂いてありがとうございます😂早くアニメ2期やるといいですよね!わたしも楽しみです🥳アニメ放送されたら是非また読みに来て下さい! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
七竈(プロフ) - とっても面白かったです!アニメしか見ていないので32以降はまだ見ませんが、アニメで続きが放送されたら必ず、この作品を見に来ます!私好みのストーリーの進み方で常々、ひぃひぃ(感激&最高)言いながら読んでました。素敵な作品をありがとうございます!! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 7180261b9c (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 杜綦さん» コメントありがとうございます!今後も是非お楽しみ下さい! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
杜綦(プロフ) - 続編楽しみです! (2021年12月12日 23時) (レス) @page40 id: d8bb1d3459 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 華さん» ありがとうございます!早くパス解除出来るように頑張ります! (2021年12月11日 23時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子持ちししゃも | 作成日時:2021年10月23日 15時