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第三十九回 ページ40

あのあと、再び条件が課された。

練習は上級生指導の元。

休憩は他部員より取ること。




貴(無理をしないように、なんて監督言わなかった)



分かってくれてる。


それだけでAは怪我をも忘れるほどウキウキしていた。



亮「大人しくしな?」



貴『いだ!?!』



チョップが振り落とされた。


意外と痛い。


春「あ、兄貴、Aちゃん怪我してるんだから…」


亮「いいんだよ。これぐらいしないとまた背負い込むから。」


貴『…小湊先輩ってドSですよね』


亮「え?何?なんて言ったの?聞こえなかった。
もっかい耳元で言ってくれる??」


貴『いや、なんでもないです…』


その姿を見て御幸が振り向きざまに笑う。


御「ははっ、いいコンビじゃねーですか?


ドSとドMで♡」



御幸の言葉にピシリ、と空間に音が鳴った。



貴『…御幸先輩…』



亮「御幸??」



怖い笑顔2つに囲まれて、御幸は汗を垂らしながら「あれ?何この状況…」と笑う。



貴『私はドMじゃありません、あの時はプレー中だったから身を投げ打っただけで他の人もやってる事じゃないですか。』


御「あんなゴーカイにスライディングされてちゃ言われて当然じゃねー?」


貴『〜ッだから!!!』


そう抗議してる時、ふと反対側にいる亮介と目が合った。


ニコっと微笑む亮介。


Aもつられてニカッと笑うと同時に御幸の頭にチョップが二刀突き刺さる。



御「いたっ!!」



亮「ナイスチョップじゃん、A」



貴『やりました!亮介先輩!』


御幸の前でいぇーいと両手でハイタッチ。



御「あのなぁ、亮さんは別として浅間。

俺、先輩。」



亮「遠慮しなくていーよー、A。

こいつの方がMだから」



貴『投手にいじめ抜かれるキャッチャーですもんね!!』



御「やめろ!」



神様。チャンスをまたくれてありがとう。



今度こそ私は、違う道を歩めそうです。

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にゃん丸(プロフ) - 亮介さん大好き❣️更新が止まっているのが悲しいほど。どうか更新を再開してください。 (2021年12月17日 12時) (レス) @page48 id: 07285a2235 (このIDを非表示/違反報告)
紅麗亜 - とても面白かったです!更新停止しているのが悲しいです。もし、更新予定がありましたら、頑張ってください! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 6a43e91660 (このIDを非表示/違反報告)
天野桃介 - ルキさん» うわ〜!嬉しいです!!思いつきで私の中の亮さん達を動かしてるだけなので面白いと言ってくれて嬉しいです!!ありがとうございます!! (2019年5月19日 20時) (レス) id: 3cfbb38bf1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 面白いです!!毎回更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年5月19日 17時) (レス) id: 3d615f265d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天野桃介 | 作成日時:2019年5月14日 17時

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