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第二十二回 ページ23

春「行くよー、Aちゃん!」


貴『こいこーい』


次はキャッチボール。

A達は唯一声をかけ合いながら練習するペアになっていた。


春「ナイスボール!取りやすいよ!」


貴『ありがとう!…ッ、』


春市からのパスを左手のグローブで受け取る。

その振動が傷に響く。


貴(いてて、ちょっと皮えぐれてたからな…)


少し止まったのがいけなかったのか、春市が駆け足で近付いてきた。


春「痛いでしょその傷。やっぱ手当した方がいいんじゃない?」


貴『あはは、心配してくれてありがとう。

でも大丈夫!もう少しで朝練も終わりだし!』



春「じゃあ、終わったらちゃんと手当してね?」



貴『ん!』


___逃げ道は断つんだ。








亮「…ねぇ何で浅間だけ泥だらけなの?」



伊「あん?……あぁ、言われて見りゃそうだな…」


Aグラウンドで休憩をとっていた3年生軍団がBグラウンドを見つめていた。



結「監督から聞く限りではまだ初歩的な事しかやらせていないと聞いているが…。」



そこに御幸が現れる。


御「あいつ仲間に意地悪されてんじゃないですかねー」



伊「部内いじめか?」


結「本当か御幸?それなら監督に…」


御「何の心配もいらないと思いますけどね、俺は。」



そう言いながら防具を外す御幸に亮介はニコニコしたまま賛同した。


亮「まぁ確かにね。俺達が出て行ってもっと大事になるのもめんどくさいし、1年のしがらみは1年で何とかするべきだよ。



何より、浅間自身が望まないんじゃない?」

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にゃん丸(プロフ) - 亮介さん大好き❣️更新が止まっているのが悲しいほど。どうか更新を再開してください。 (2021年12月17日 12時) (レス) @page48 id: 07285a2235 (このIDを非表示/違反報告)
紅麗亜 - とても面白かったです!更新停止しているのが悲しいです。もし、更新予定がありましたら、頑張ってください! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 6a43e91660 (このIDを非表示/違反報告)
天野桃介 - ルキさん» うわ〜!嬉しいです!!思いつきで私の中の亮さん達を動かしてるだけなので面白いと言ってくれて嬉しいです!!ありがとうございます!! (2019年5月19日 20時) (レス) id: 3cfbb38bf1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 面白いです!!毎回更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年5月19日 17時) (レス) id: 3d615f265d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天野桃介 | 作成日時:2019年5月14日 17時

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