毒の華2【高尾和成】

華63（過去） ページ24

貴「いいよ…せっかく愛美が
2人っきりになれるチャンスじゃん…」

愛美「いいからいいから」









なぜか今日真くんの家で勉強会
することになったんだけど、









貴「愛美も2人きりの方が…
私なんて邪魔だって……」







愛美「もー、何でそんなこと言うかなー
私たちは友達でしょ？

それに真と3人で幼なじみなんだから、
そんなに気を使わないの」



といつものように元気に笑う愛美をみて、
私も自然と笑顔になる。









愛美「そうだよ、Aは
そうやって笑ってて？凄く可愛い」

貴「そ…そんなこと///」









.









花宮「つーか、遅せーよ。
なに人の家の前で騒いでんだ。
早く入れ、ばぁーか」






貴「ご…ごめん真くん」

愛美「ちょっとー、
騒いでなんかいないんですけどー」





花宮「主にうるせー代表はお前だろ？」

愛美「はぁ？何よ、真」









いつものように笑って＿＿









貴「真くん……この問題…」

花宮「ん？これか？これはなー」









いつものように過ごして＿＿＿









愛美「本当Aって頭いいよね」

貴「そんなこと…愛美の方が頭いいし…」









いつまでも笑っていられると思った。









愛美「いや、数学はあんたの方が
できるでしょーが。

真に教えてもらってるとこなんか
完全に高校レベルじゃん」



花宮「たしかにお前は頭いいよな昔から」









貴「そんなこと…」









愛美「教え方も上手いしさ！
教師なんて合ってるんじゃない？」


貴「！？」

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