【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

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貴方side

緑間「一ついいか？」


帰ろうとしたら
緑間に呼び止められた。


貴「何？」





緑間「何のためにお前はここにいる」

黄瀬「緑間っち！？」






貴「ぷっ、やっぱ気づいてたか」

高尾「Aちゃん？」









貴「復讐………」

緑間,黄瀬「！？」









貴「って言ったらどうする？」

緑間「そのために霧崎に入ったのか」



貴「そうだねー、君たちのせいかもねー」

緑間「何を企んでいるのだよ、花宮か」




貴「真は関係ないよ。
これでも先輩たちには感謝してるんだよね。

あ、でも安心してよ。
この合宿の1番の目的は
君には関係のないことだからさ、緑間くん」





黄瀬「Aちゃん…」

貴「勝手に名前呼ばないで」





黄瀬「ごめんっス、
でも……俺たちにも仲間がいる

だから傷つけるなら俺の仲間はやめてほしいっス。悪いのは俺たちっスから」







は？こいつ今なんて言った？







貴「はぁ？冗談だよね？君たちが仲間？
あんな人のこと馬鹿にした奴らが？」





黄瀬「俺たちは黒子っちに変えられたんス。

誠凛と試合をして負けて、
もっと頑張らなきゃって思ったし、
仲間の存在の大切さを知ったんすよ。

それは緑間っちも一緒っス。
だから……Aちゃ……西山さんには」






貴「うるさい………
うるさいうるさいうるさい……」







許せなかった
何勝手にバスケを楽しんでるの？


私が苦しんでいる間になんで…
仲間とか言っちゃってるの？





高尾「Aちゃん大丈夫！？」




高尾君が心配そうに覗き込む。
2人とも何勝手にいい奴ぶってんの？





貴「最低だよ……」




きっと私は今凄く冷たい目をしているだろう。




涙も出ない。

ただ軽蔑した目をして、
2人を見ているだけだった。

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