【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

胸騒ぎ ページ38

花宮side

貴「今日は誠凛と合同練習だって」


Aは昨日から気になっていたが、
やっぱり様子が変だ。




貴「リコさんから伝言、
ラフプレーなんてしたら
合宿所から追い出すってさ」


原「誠凛監督なら本当にやりそうだよね」




貴「一哉もやっちゃ駄目だからね」

原「分かってるよ、
Aに言われたことは
しっかり守るよーん」






A、あいつは何を考えている。

駄目だな、
好きな奴のことになると頭が回らねー





花宮「A試合出るだろ？」

貴「うん、もちろん。
むしろ今日は出たいかな…」





やっぱりまた1人で抱え込んでやがる





貴「去年真、誠凛と戦ったんでしょ？
どうだった？」

花宮「なんで知ってんだよ」


貴「はぁ？
いくらなんでも誠凛が異常に
こっちを敵対視してくるから分かるよ」




あぁ…去年は木吉の足を怪我させたから、
向こうからしたら恨みあるだろーな





花宮「一言でいうと
いい子ちゃんの集まりだ」


貴「まあ、たしかに…
メンバー的にそうだねー」



花宮「お前…何k」






リコ「はい、試合するわよ。準備して」

花宮「ちっ」




”何を考えている…”

そう聞こうとしたが、
あの女監督に遮られた。





貴「あ、リコさん！了解です」





なんだろうか、この胸騒ぎは。





あいつの笑顔に
少し違和感があるからなのか






嫌な予感がする

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